ＥＧ－ＳＡＭＢＡＲのブログ一覧

で、

雲行きは怪しく、
小雨がぱらつく。

スターターの表彰式も終わって
恒例のパレードラン。

１人は屋根の上、
残り箱乗り。
テールゲート開けてメンバー全員で。
あっしはテールゲートのお荷物状態。

この画像の後、
１コーナー手前でパトカーの仮装に追いかけられまして。

コカコーラコーナーからカメラ構えてみましたけど、
あっしの撮りたい様な画像にはなりませんでした。

デジカメにもBモードが欲しいと思ってみたりして。

上手く撮れると精霊流しみたいで。



不意に、
気持ちの中でこんな曲を口ずさんでいました。

摩天楼蒼く眠らせる雨はお前の流した涙の様だね
消せない絆を確かめる様に何度も振り向く背中が辛いよ
（中略　忘れた。）
さよならが最後の優しさだなんて
二人とも生れる時代を間違えたのさ
Blue　Blue　Rain　ｉｎ　ｍｙ　ｓｏｕｌ
Blue　Blue　Rain　ｉｎ　ｍｙ　ｓｏｕｌ

マイナーな曲ですけど、歌詞のみでお許しを。


何時の間にやら最後尾を走行、
ぱらついた小雨も上がり、湯気の立つ１３コーナーで
リアカー引いたチームを何とか抜かしてピットロードへ。

今年の夏も熱かったね。
そして、来年もこの場所で会おうね。

あっしの２回目の乗車は、５時３０分少し前。
片付けと着替え、ウォームアップして、
回りの情報を集めながらの
イメージトレーニング。
うちのメンバー、
２回目乗車のタイムの方が伸びている。
タイヤもエンジンも絶好調？らしい。

で、
ガソリンスタンド終了間際に交代となる。

『Ｐａｒａ　Ｂｅｌｌuｍよ！　さあ！パーティーに行こうぜ！！』

交代して、
発進しようとして、単純ミス。
サイドブレーキ降ろすの忘れてた！！
当然エンスト。
メンバーが、一瞬吃驚して、その後笑ったので、
気持ちがほぐれた。

とは言っても、物忘れ病は続いているので、ミスは避けたいと思っていた。
ピットロード出口から、
頭の中で勇ましい太鼓、笛、弦楽器が鳴り出す。
あっしはとうとう変になったのか？
後で気が付いたのだが、
この音は女子十二楽坊の曲。

気温はさほど下がっていない。
スタート後は時々ぱらつく程度の雨しか降っていない。
でも、車内は蒸し風呂状態。１周で汗ダク。
２周目に入ると、寒気が襲ってくる。
頭の中の音楽は鳴り止まず、やけに遅く感じる。

ストレートエンドで５速１４０キロから３速に落として１コーナーをクリア。
コカコーラコーナーまでに５速に入り、
ミスったと思ったが、４速に落としただけでするりとコーナークリアしたのには驚いた。
すぐ５速に入れてそのまま粘って１００Ｒの横Ｇと格闘し、
軽くブレーキ踏んで３速でヘアピン脱出、
横Ｇが無くなると同時に４速、５速の踏みっ放し。
ダンロップコーナーのシケイン手前で１２０キロ強からブレーキ踏んで３速へ。
シケイン抜けるまで３速のまま、抜けてからは登り。
１３コーナー手前で４速に上げて、
プリウスコーナー手前で３速に落として、
車体が前を向いて４速のまま最終コーナーを駆け上がる。
横Ｇが無くなった所で一度３速に落として加速。
信号と時間の表示されているセガ何とかの所では既に５速１２０キロオーバー。
ストレートが伸びない車体なので、こんな感じ。

１度目の乗車の時はサインボード見えなかったけれど、
今回は見える。
４周目だと思う。３分切れたのは。

頭の中の曲は鳴りっ放し、車体のノイズとタイヤ屑の跳ねる音、
隣を通過する車体の音だけの世界。
何台抜いたのか判らないし、殆ど勢い任せ。

１３コーナーでサラ号に抜かれたのも事実。

無事ゴールラインを踏めたのは事実である。

その後のスローペース１周の１コーナー抜けてから、
安堵の為か、判らない。
ヘアピンあたりで気が付いたのは、泣いてた事。
頭の中の曲は既に消えていた。

ダンロップコーナー迄に涙を拭って、平静を取り戻し、
ストレートのセガ何とかの手前で４列停車。

汗ダクと寒気、荒い呼吸。腰が抜けたみたいでして。
ヘルメットを取って、屋根の上に置き、左手のグローブを外すのがやっと。
画像の通りです。
メンバーに電話して位置を伝え、ベルトが外せないくらい手に力が入らなくなっていた。
ドリンクホルダーに置いてあった麦茶を飲んでいるうちに、メンバー到着。

情け無いけど、メンバーに助けられて車外へ。

メンバーに後から聞いた話では、
自己最高タイムは２分５６秒０５。
うちのチームで１７０周、暫定１２４位。
昨年暫定より、約１０位も上がっている。
後はペナルティー計算の入った、後日発表の公式時計を待つばかり。

で、
チームの車が
何回か通り過ぎるのを、
連写モードで撮影。
ムービーモードがショボイので。

積載車に
屋根がえぐれた車体が載せられて、
コースから外れるのを見て、
黄旗が無くなった。

本当に束の間の休息。

ピットへ戻って、片付けの準備。
サンバーにコンテナ１個分の最低限の工具以外を積み込んで、
あっしは最終ドライバーとして待機。

この積み込み作業だけで軽く１時間はかかってしまった。

またしても、
物忘れ病が出て、車のカギを捜すのに２０分程無駄にしたのは事実である。

再スタートして、
車体のタイムが３周目で
そのドライバーのタイムが
上がってきているのを確認して、
妻とＯＲＩＺＵＲＵに昼食へ。

日替わり定食でしたけど。

注文して、
窓側の席から外を見ると、
ポストから黄旗２本振り。
しかもＳＣマーク付き。

食事を摂りながらカメラで撮影。　（行儀悪っ！！）
あっしのカメラは古いので、
最大望遠でも３５ミリカメラ換算１０８ミリ程度。
これが限界。

撮影して食事しているうちに救急車が通る。

先ほど外に出てみたら、
昼間は蝉時雨だったのに、夜には秋の虫の音が。


で、
前述した記事の後、
程良く個々のタイムは
伸びて行った所で、
妻と昼食を摂りにＯｒｉｚｕｒｕへ。

帰ってきて、
またも異音発生。
今度は左フェンダーの干渉である。
画像は右しかなかったので、割愛を。

干渉していた部分のタイヤが
フラッシュの光っているのが
お判り頂けるでしょうか。

丁度ショルダーからパターンの部分が
干渉して発熱、ゴムが溶けてきている。
しかもえぐれてきているから
作業はタイヤ温度を下げない様、短時間で済ませる為、
タイヤを外さず工具とバカ力でフェンダー加工。

爪折りして、フェンダーを引き出す。

手袋は必須アイテムなのだが、
時間との競争。
爪折りを手短に済ませ素手でフェンダーを引っ張り出す。

再出走で、異音が無い事を確認した。