一方、リアタイヤはかなり細めの225サイズ。

実は、この細いと言うのがミソで、太いタイヤに比べ、面圧が分散されないので速く暖まる上、ウォームアップ時にわざとリアをスライドさせて速く暖める事も出来る。

フロントはすぐ暖まるが、リアはいかにして早く暖めるかがカギになる。

どんなにグリップするタイヤでも、フロントタイヤと同じタイミングで適正温度迄暖められないとオイシイ所を使え無いですから。

それに、細いと抵抗も少ない為スピードも乗るしね。

そして、ブレーキバランスの面で、フロントタイヤの直径(635ミリ)より少し大きい(637ミリ)タイヤであることも重要。

これらを総合的に照らし合わせると225/40R18か、225/45R17位しか無い。

しかし、細い分タレ易い分、この時期でも短期決戦になるのは仕方ない所。

太いタイヤに比べ若干コーナーの進入がシビアになるが、全てメリットになるモノなど無いので、後は乗るモノがうまく操る(合わす)しかないのだ。