首都高の右コーナーでショック抜けてる疑惑が確信に変わったので、毎度おなじみKTS車高調を下取りキャンペーン利用で新調することにしました!
でもって、いきなりバネも交換してしまいます。今まではフロント8k、リア7kでしたが、ワイトレ化してレバー比が変わっているので、ストックのバネから合いそうなモノを選択です。
フロントはクスコの10k8インチ、リアはスイフト8k10インチ。
個人的にGCのリアには長めのバネが乗り心地も良い上に、コーナーで粘って懐が深い印象です。でもってスイフトスプリングはバネ本体の重量が軽くて、動きが柔らかくしなやかだと感じています。
↑インパクトでバリっとアッパー外してバネ交換&ブラケット位置を大まかに決めます。

2時半くらいからのそのそ始めたので、暗くなる前にと作業が面倒なリアから交換です。足交換は久々なのでちょっと疲れました(汗) ってかリアはシートベルト脱着が苦手です…
外した車高調はKTSに送り返して1万円様キャッシュバックとなります。が、社外バネはもちろん外してノーマルの7k5kのバネを組み直してから発送します。
ついでにショックの状態をチェックしてみました。
まずはフロントの裏側。

多少オイル滲みがあるようですが、これくらいならまだいけそう。
次はリアです。

んー、見た目、大して変わらないですね。
それではショック単体で押し込んでみましょうか。これは押し込みチェックしたあとの写真です。長さが違う理由は下の動画をご覧くださいませ(^^;

倒立させても全然ぐらつかないです。3年間サーキットアタックし続けたというのにピロボールに明らかな緩みはないようです。耐久性なかなかありますね!(※ブラケットとピロは3年使用、ショックは2年使用です)
こちらはフロント押し込み動画です。初めは減衰最弱で押し込み。次は減衰最強で押し込みです。まだまだ減衰力がしっかりしていて、最強だと体重かけてもなかなか縮みません。戻りも速いです。
リアはこちらです。最弱→最強にして押し込み比べています。フロントと比べてかなり簡単に押し込めます。
ん、んんっ!?
リアは片方戻ってきませんね(汗)
最後まで伸びきらず、上の写真の状態で止まってしまいました…
左右どちらが抜けたのか、ロックシートのCRC噴射跡から、右リアが抜けていることが判明しました!
右回りのサーキットでイン側のリアが抜けるということは………縁石ガチ乗りしまくりのせいですよね(汗) これで右コーナーが怖く感じたのは、伸び側の減衰も効かなくなっているから安定が悪かったということなのでしょうか??
それに対してフロントは交換しなくてもまだ行けるような気がしますね~。とはいえ、ダストブーツ切れてるしブラケットにも錆びが出ていることと、下取りキャンペーンで安く一台分ASSY購入できたので良しとしましょうか(^-^)
それにしても、サーキット攻めてるのにフロントよりリアが先に抜けてしまうというのが不思議です。ブレーキングからターンインで相当フロントショックにストレスかかってるはずですよね。
もしかしたら、と想像してみたのが「街乗り時のストレス」です。いつもトランクに積みっぱなしの工具&フロアジャッキ。合計重量は推定60kg以上。これに加えて、街乗りでも必ず進入~立ち上がりまでリアを動かすように意識しています(速度は低くても軽くロールするので)。余計な荷物を下ろす&リアにばかり負担かけない運転を心がければ、リアショックはもっと長く保つ可能性があるのかな、と思いました。
足交換後、カイン&臥龍さんから電話があって、シェイクダウンに良さそうな場所に連れて行ってもらえることになりました。
夜中に走りにいくなんて峠時代を思い出します(^^;
まずは現地まで向かう普通の街乗りでは、乗り心地がフラットで非常に良くなりました。
不思議ですよね、8k7k→10k8kにレートアップしてるというのに。
カインさんと合流時点で30km走行。さらに10kmほど走ったところでカインさんが
「リアの減衰プラス2、フロント+1固くしてみよう」
私もちょい固くした方がいいかなと感じたので、カインさんの助言に従ってみます。
これで最強からフロント9段戻し、リア8段戻しです。
うん、ドンピシャ!
段差やワダチでリアの動きが一発で収ります。フワフワせず、跳ねもせず、しっかりした乗り味になりました。フロントの動きがややダルイというか重たい感じがしますが、GCはフロントヘビーだからしょうがない? リアが良くなった分、フロントオーバーハングにエンジンが飛び出している構造上の問題を感じるのかなあ。それとも気のせいかな?
車の動きに慣れてきたところで、とあるテストコースを軽く走って挙動チェック!
舗装路ですが継ぎ目などでわりと路面が悪く、中速コーナーが多いので路面追従性や前後バランスを見るにはピッタリです。
特に良いと感じたのはリア。軽いアクセルオフやフェイントで素直にリアを使って旋回を始められ、すぐに軽くアクセルONで大変安定して走れます。路面が悪くても跳ねて挙動を乱すことがないです。カインさんも辛口評価で80点とかなり気に入ったようです(^^)
フロントはとくに不満なく動いてくれて、ショックの突っ張りアンダーのようなものは感じませんでした。ただ、ハンドル初期応答がちと鈍く、それでいて切り込んでいくとぐいっとインに曲がり込んでいくのは気になりました。これはワイトレ化したときに感じたものなのですが、さらにその傾向が強くなったように思います。何となくトーアウトになってるんじゃないかなという予感がします。明るい時にチェックしてみますね。
さっき2時過ぎに帰宅で、夜中に130kmも走ってしまいました。これにてショック馴らし第一段階修了! あ、「終了」かな(笑)
色々まわりくどいこと書きましたが、結論!
新品ショックはものすごーく気持ちいい(^^)v
この一言に尽きます(笑)
あと、とりあえず組んでみた10k8kのバネとショックの相性も良いようでほっとしました。
今回のシェイクダウンは様子見な速度で行ったので、しっかり前荷重かけて大きくロールさせたらどんな動きになるかまでは分かりません。サーキットではもしかしたらフロントバネが固く感じるかもしれないので、9kのバネも何とか用意できたらと思います。
あとはKTS車高調のピロアッパーの耐久性はかなりあるということ、私の使い方だとフロントよりリアが先にヘタるということが分かったのは収穫だったと思います。次回はリアショックのみ新品にすれば予算を抑えて性能回復できるかも(^^)v
KTSユーザーの方にこの情報が少しでもお役に立てれば幸いです♪
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メンテ | 日記
Posted at
2012/12/30 03:31:09