
アップが遅くなってすみません(汗)
昨日の日曜日に、よーちゃんさん宅にてハードDIYオフが開かれました!
患者は私のボロGCで、執刀医はナッターさんとよーちゃんさん、麻酔科医(?)にyui108さんとトモジーさん、邪魔役に私というメンバーで大手術を行いました!
今回のオペ対象は…
・某S氏(私です)が作業ミスで凹ませたオイルパン交換
・フラホ外した先にあるサービスホールのフタ交換
・ついでに二年前に交換した純正クラッチを新品に
・燃圧レギュレータ取付け
とエンジンを下ろした方が楽と言われているそうそうたるメニューです!!
GCボロハチさんとあきちゃーさんから部品提供を受け、そして今回の豪華メンバーのおかげで作業着手可能となりました。
皆様、本当にありがとうございます!!! 心から感謝しております!!
今回、トモジーさんに撮影班を担当していただき(というか私のカメラを押しつけました…)、作業中の写真を激写しまくっていただいちゃいました(^^)
まずはナッターさんとよーちゃんさんの両名による電光石火のバラシ開始です。
ものの数十分でハーネス、補記類が全バラに(汗) フロントパイプもそっこーで外され、すぐにエンジンを吊る準備が始まります。
んで、タイトル画像の状態になりまして…
おりゃー
エンジンルームは…
このスピード、このノリ、何かがおかしい!
私には何だか訳の分からぬうちに、エンジンが宙ぶらりんになっておりました(滝汗)
そして凹んだオイルパン
うわっ、改めて見るとベッコリ逝っております。
シルビアならオイル吸えなくなってブローだったろうと言われました(汗)
ラリーベースのGCで良かったぁ

ハイペースでオイルパン取り外しにかかります。
さすがにこれくらいはオーナーがやらんとまずいので、APで購入したオイルパンセパレータを継ぎ目に叩き込んで行って、オイルパンを引き剥がします。

これで正しいのか何とも言えないのですが、エンジンブロックに残った液ガスのカスをスクレーパーで取り除いてます。もっと優しく除去した方がいいのかもと一抹の不安はあります。
一応、ロッカーカバーガスケットと、オイルポンプ交換は経験してるので、とにかくゴミを除いて、しっかり脱脂して、液ガスを適量塗って乾燥時間をおけば大丈夫と自分に言い聞かせて作業しましたw
でも、オイルパンの取り付けの角度というか回転というか、なかなかうまくいかず、ナッターさんの手を借りてさくっと組み付けとなりました(^^;
ホント、オーナー全然お仕事してません~
というわけで、GCボロハチさんからいただいたオイルパン、無事に取付け完了です!
今度こそ自分で交換できそうな患部を確認です。
なんと、プラスビスではないですか(^^;
yui108さんから貫通ドライバーをお借りし、ハンマーで衝撃を加えながらビスを外し、お掃除して新しいフタを付けます。

これは簡単♪ 患部をお掃除して、エンジン側とフタをしっかり脱脂したら液ガス塗ってぺたんと♪
しかし写真右上を見ると、
いつの間にかタービンがなくなってます!
そうです。燃圧レギュレータを取付ける際、スペースがギリギリで、インマニ浮かすかタービン外すかとなり、執刀医チームが後者を選択、手術続行となったのです。
私だったら、その場で諦めて元に戻してますw
ちなみに、私がオイルパンと格闘している間に、執刀医のナッターさんが単身エンジンルームに入って作業されていました。
なんと、ミッション側にへばりついていたオイル汚れを落とし、さらにレリーズフォークも美しくグリスアップ! クラッチペダルの操作が超滑らかになりました!!!
さらにオイル漏れまくりのパワステラックのオイル汚れも落としてくださり、少し走ってフレアナット側から漏れたらOリング交換、ステアリングシャフトから漏れたらラック交換の可能性も、とアドバイスをいただきました(^^)
細かな心遣いと作業に感謝感激です!
続いてエンジン側の作業です。

ナッターさんにさくっとフラホをトルクレンチで組み付けていただき、よーちゃんさん監修の元、クラッチのセンター出しをしてもらいながらクラッチカバー取り付けです。6ミリの六角ナットに変更されていて、ソケットを持っていなかったため、L字のヘキサゴンレンチで超地道に締め込んでいきました。
んで、みんなで近くのファミレスにて遅いお昼ご飯。
まったりしかけたところで、我に返り作業再開です!
エンジンをミッションにあてがったと思ったら、
一瞬でドッキング完了です。

よーちゃんさんのSST、スーパーセンター出しツール(SCTかw)で完璧にセンターが出ているので、さくっと結合できてしまうのだそうです!
合わせて数秒でミッションのスプラインがクラッチに吸い込まれていきました!
あと、あきちゃーさんから譲っていただいた燃圧レギュレータ本体は、オーナーの手でテキトーに設置です。迷っていたらナッターさんとよーちゃんさんから色々アドバイスを受け、今回は無難に写真の位置に取付けとなりました。
ちと色々あって、yui108さんとナッターさん、いや、全員かな…には超地道な仕様変更作業をしていただいてしまいました(汗) 事前によく確認しておかなかった私が悪いです。申し訳ないです…
さて、その後、水と油を入れてエンジン始動します!
きゅきゅきゅきゅ、どろろろろ~ん!
よっしゃー、無事エンジンかかったぞー
ナッターさんが下に潜り、なぜかラジエータドレン付近をチェックしています。何かあったのでしょうか!?
と思いきや、
「オイル漏れてる!! エンジン停止!」
なんとー、地面にオイルがだーーっと垂れていくではありませんか!?
誰かさん(私)がテキトーにガスケット塗ったオイルパンから??
それともセパレータカバー??
果てしなく不安になる私。
夕刻迫り暗くなっていく中、執刀医二人がチェックすると、どうやらタービンのオイルラインの締め不足が原因と判明!
電灯を持ち出し、復旧作業再開です。
フロントパイプを外しかけたところで、よーちゃんさんがタービンの水ラインを外してどうにか増し締め可能なスペースを確保。器用にちょっとずつ締め込んでいきます。そして知恵の輪のように水ラインのホースバンドを、ナッターさんが締め付けて完了!!
いつの間にか全ての部品が搭載され、再びエンジンに火が入りました(^^)v
今度は一滴も漏れず、冷却水のエア抜きが始まります。そして暖機終了を待って、燃圧レギュの調整をば。私のブーストメーターはmmHg表示なので、760で割った数値で計算。3.05kに合わせていただきました!
その後はよーちゃんさんとトモジーさんが私のGCに、ナッターさんとyui108さんがナッター号に乗り込み、ラーメン屋まで試走です♪
ちなみにエンジン搭載時のODDが123454kmでした。あと2km!
もちろん私はエンジン修理完了のテンションで、んなことすっかり忘れてて、よーちゃんさんのツッコミで気づいたときは123457km(爆) ぬおーーー、あと1km手前だったらーーーー
実は結構残念でした(涙)
気を取り直して、ラーメンを美味しく平らげ、そこで執刀医のナッターさんとお別れです。今日は一日中ずっとお世話になりました! ありがとうございました!!
そしてトモジーさんからのプレゼントが後部座席に載る私のGCに4人乗車して、よーちゃん宅付近で解散となりました。
よーちゃんさんには作業場所や重機の提供、手術の執刀をやっていただき、大変感謝しております!
yui108さんにも作業や工具の提供をしていただき、さらには某部品の買い出しに走っていただいて、本当にお世話になりました!!
トモジーさんには半ば強引に写真撮影をお願いしてしまって申し訳なかったです。しかも作業も手伝っていただいてしまいました。その上大きなお土産まで戴いて、大変感謝しております。
部品提供してくださったGCボロハチさんとあきちゃーさん、ありがとうございました!
大したことはできませんが、何かありましたら声を掛けてくださいませ!
微力ながら何かお手伝いさせていただきたいと思いますm(_^_)m
それでですね、本日は某部品をSABにて購入してきました。251円でしたw
まだ某箇所にどんなブツが居るのか確認していないのですが、確認したらアップしてもよろしいのでしょうか~www
なお、エンジンフィールはずいぶん変わりました!
燃圧が濃すぎる状態から適正になったため、薄くなったわけですよね。
街乗りの低回転域ではあまり大差ないものの、踏み込んでみると下はトルクが減ったような。そして高回転の吹け上がりが鋭くなったように感じます。1速全開だと途中からホイールスピンしてます(路面の凹凸のせいもありますが)。そして旋回しながら2速全開すると、これも軽く空転していきます。なんじゃこのパワーは!?
純正の燃圧がかかっているので、これで薄くてブローはないでしょう、これが本来の姿だったのだと思います。
車の調子も良くなって、最高の気分です!
みなさま、本当にありがとうございました!!
ps.あ、すみません。実は最後の最後で、左フロントのホイールナットを本締めした後、ロックナットのキーソケットを回収し忘れてそのまま走ってしまいました(滝汗)
多分、そこらへんの道路に転がっていると思って本日周囲を探したのですが見たらず……
もしかしたら、スロープに乗せる際に落ちてくれて、どなたかの工具箱に放り込んでしまったかもしれません。もし、見慣れぬキーソケットを見かけたりしましたら、ご一報いただけると大変ありがたいです!