ステアリングチルトをさらに下げる！

フルバケ＆ローポジレールだと、純正のチルト調整幅では一杯まで下げても、どうも高い感じがします。ハンドルが高いと腕が疲れるし、いざというときの操作が遅れるかもしれません。

私の場合、ステアリング軸の延長線が喉元に来るようにすると、両手でステアリングを持ってしっくりきます。

というわけで、ステアリングの高さを微調整します。

※ちなみに写真は調整後です(^^;

使った工具はこちら
10mm,12mmソケット＆ラチェット＆エクステンション
＋ドライバー
ラジオペンチ

ステアリング下の内装を外します。
短い黄色矢印は＋ネジ、右の長い黄色矢印は＋ドライバーで緩めるとロックが解除され、ピンが取れるようになります。
白矢印は内装内部の突起が刺さっている向きです。引っ張れば取れます♪

中身が見えます。配線ごちゃごちゃ～
外した内装についてるコネクタはできるだけ外します。
が、自己診断コネクタの取り方が分からなかったので、仕方なく足下に放置したまま作業を続けます（汗）

なんか邪魔な鉄板がついてるので、10ミリラチェットで外してやります。

ここが本題の場所です。分かりづらくてすみません。
写真上が車体前方方向、写真下が車体後方です。
写真下に見える太いシャフトがハンドルの軸です。

12ミリボルトを2本外すと、ステアリングコラムの固定が外れ、動くようになります。
車体右側のボルトの近くに突起があり、ボルトを2本外してもそこに引っかかるため落下はしません。左右に動かすと、突起から外れて落ちます。
やってみて思いましたが、左は外して右はめいっぱい緩めるだけにして次の作業をした方がいいかなと(^^;

あとは、ステアリングコラムと、車体の間に分厚いワッシャーを2枚ほどかまして、再びボルトで固定すればワッシャーの厚み分だけ下げることができます。
なお、写真のボルトは上の作業で外した12ミリボルトです。意外と長いので1センチくらい下げても問題なさそう。

スペーサーのワッシャーを噛ますのが一番大変でした（不器用だから）
写真は右側ボルト部分です。ワッシャーをビニテで巻いてラジオペンチで挟み、そ～っと隙間に押し込んで、12ミリボルトで固定しています。
右側はボルト穴付近に落下防止の突起があるので、コイツをプライヤなどでうにっと曲げて隙間を数ミリほど広げました。

ボルト2本抜いてしまうと、ステアリングコラムが回転してしまうので、左を先に外し、右はめいっぱい緩め、左にワッシャーを噛ました後、右に噛ますと楽かなと思います。
もちろん私は2本外して苦戦しました（笑）

分厚いワッシャー2枚分下げただけですが、結構変わりました♪
ハンドルの高さが2センチくらいは下がったような。これだけで非常に回しやすくなりました。
スポーツにフォームが重要であることと同じように、運転にはドライビングポジションがまず決めなければならない基本なのかもしれませんね。