レブルエンジン分解（腰上編）

CB125Tに載せていたレブル用エンジンですが、異音（多分カムチェーンの音）がひどかったので車体から降ろして腰上だけでも分解して原因を調べることにします。


ピストンを上死点に合わせてヘッドカバー及びタペットを取り外します。
まずカムがずれていないか調べます。
カムの位置はピストン位置が上死点の際カムスプロケの罫書きとタペットの台座が面一だと正常だそうです。
カムの位置は正常でした。


次にカムを取り外します。
まずカムチェーンを緩めるにはテンショナーの頭頂部にあるぽっち2つの前側を押し込みながら後ろ部分を引っ張るとカムチェーンが緩みます。


カムスプロケットのボルトを外す際はシャフトを押さえておくと外しやすくなります。
カムスプロケットを取り外す前に上死点に戻した方がよろしいです。


こうやって見ると、こんな綺麗なエンジンからなぜあんな異音がするのか理解できません。


それでも歯が立たなければ手ごろな板をフィンの面に当てて怒りを込めてぶっ叩きます。


シリンダーが外れたらピストンも外しておきます。


ピストンもパーツクリーナーで軽く磨いただけで綺麗になりました。
ピストンピンもしっかりしています。


結局のところ原因がわからないので腰下を分解するかどうか決めるためにもう少し勉強してみようと思います。
とりあえず長くなりそうなので部品を袋に小分けして保管しておきます。

5月3日追記
バイク屋さんに相談した結果、クランクベアリングの損傷の可能性大。
よって腰下も分解します。