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車の天井を地面につけた男のブログ一覧

2022年12月30日 イイね!

ほぼCB750Fourのダブルディスク化への道(最終回)

ほぼCB750Fourのダブルディスク化への道(最終回)スーパーカブ750のWディスク化もいよいよ大詰めで、殆どが手直しのような作業になります。


最初にキャリパーが1つから2つに増えたことで、従来のマスターシリンダーでは対応できなくなり、レバーはスカスカ。
そのため世の中にはWディスク用のマスターシリンダーが汎用で販売されています。
しかしながら、このマスターシリンダーにはストップスイッチが付いておりません。
CB750Fourはブレーキホースの途中に圧力センサーが付いているのですが、このバイクはCB750Fourではないので…


別途プレッシャースイッチ付きバンジョーボルトを購入しました。
お値段なんと1,800円。


マスターシリンダーは、純正のキャップがそのまま使用できるので、純正の型を崩したくない人にピッタリ。



取り付け後エア抜きを済ませレバーを握ってみると、ガッチリとした手応えが出ました。


ブレーキスイッチも…


問題なく動作確認しました。


少々マスターシリンダーの収まりが悪いのは仕方ないとします。


残念ながらこれで終わりというわけではありませんでした。
このままポン!と付けるとブレーキパットがきれいにタッチせず、傾いた状態になってしまいます。
固定ボルトを緩めた状態でブレーキを握ると、キャリパーに少し空きが出ます。


下部の台座を少し削ろうと思いましたが、持ち主に狂われそうなので、薄いナットでかさ増ししました。


とりあえずは完成というところでしょうか。
後はアメリカから取り寄せたCB750Aというバイクのディスクロータを取り付けて、ブレーキパットを新替するのみです。


今回は経験不足も相まって、歴史的価値のあるパーツを壊してしまいましたが、なんとかWディスク化することが出来ました。

今回は心の師でもある万年NA様の記事を参考にさせていただきました、誠にありがとうございました。
Posted at 2022/12/30 19:51:50 | コメント(0) | トラックバック(0) | Expands the Automatic Rid | 日記
2022年12月28日 イイね!

無惨に毟り取られてゴミクズ同然に扱われたフレームからの再生

無惨に毟り取られてゴミクズ同然に扱われたフレームからの再生今回は現在建造中のもう一台のCB125Tの話です。
部品の収集が終わったので、車両の作成を任されました。


押したり坂道で転がしてみたりして、異様なフレやハンドルが取られるというような異常はなかったとのことです。
私はCB125Tを作成すると聞いていましたが、内容がわかっていても、これはどう見てもナイトホーク250ですよね?


以前G-Net氏に「カフェレーサー仕様は作らないんですか?」と訪ねたことがあったんですが、ものすごく不機嫌そうな表情で「ああ、この辺のチュウガクセイでも作れるコーヒーレーサーってやつか」と言い放ちました。
私「え?」
G-Net氏「あのフレームの後ろをぶった切ってセパハン付けるやつだろ?」
私「まあ確かに…」
G-Net氏「お前、その車両がその後どうなるか知ってるか?」
私「???」
G-Net氏「車体構造を無視して取り付けたセパハン、そのせいで旋回能力は大幅に殺される、しかも難易度の高いバックステップは先送りでステップはノーマルのまま、君は我が家にそんな車両があったら乗るかね?」
私「多分乗らない…」
G-Net氏「そう!曲がらない、乗りにくい、疲れる、自然に乗らなくなり売られていく」
私「え?売れるんですか?」


G-Net氏「売れるわけ無いだろ、フレームをぶった切った時点で商品価値は0になる」
G-Net氏「大方粗大ごみになるかオークションでバラ売りされて終わる」

…というのが2~3年前の話です、そもそもフレームだけにされて公道復帰できる車両は何%位なんでしょうか?


とりあえず手始めに道路の上を転がしたいので、エンジンを載せてみました。
エンジン載せて初めて気づく不具合の数々。


左ステップが少々曲がっていてて、ケースと干渉します。
ステップの曲がり修正とクランクジェネレータカバー交換ですね。


次の不具合が致命的で、CBTエアクリボックスが入らない。
止めビスをぶった切れば問題ないのですが、このバイクの素性を知ってしまっては流石に躊躇してしまいました。
結局話し合った結果、最初の打ち合わせどおりにシングルキャブ化の方向で進めていきます。
Posted at 2022/12/28 23:35:49 | コメント(0) | トラックバック(0) | バイク建造 | 日記
2022年12月27日 イイね!

半分腐りかけたCD2号機の徹底整備

半分腐りかけたCD2号機の徹底整備腐っていたサイドボックスを外した程度では全然きれいにならないので、交換できるものはどんどん交換していきます。


ブレーキパネルもサビサビだったので、予備品を整備しておきました。


パネルにブレーキシューを取り付けていきます。


シューの丸くなっている方をパネルの突起にはさみます。


リヤブレーキカムをパネルに差し込んでシューに挟み込みます。


ブレーキアームを取り付けて組み立て完了です。
合わせ位置は厳守です。


今回交換するのはフロントウインカーとリヤブレーキとドリブンスプロケットの3つです。


いい感じにヤレているので交換していきます。


サイドボックスがない分ホイールへのアクセスが飛躍的に向上しました。


交換するパネルの比較。


スプロケの比較。


このバイクは、ほとんどの主要部品がCB125TやCD250Uのパーツから成り立っているので、スプロケ周りはCD125Tとは似ても似つかない構造になっています。
CD125Tの方が複雑な構造ですが、整備性はかなりいいそうです。


せっかくなのでワッシャー類も新換えしました。


取り付け後の写真です。
メイドインチャイナ製なのですぐに錆びると思います。


ドラムブレーキ取り付けはアクスルシャフトを締める前にブレーキロッドやトルクロッドを取り付けます。


これで面倒なリヤ周りが終わりました。


次にフロントウィンカーを交換していくのですが、絶望的なくらいにヘッドライトが腐ってました。
交換するにしても5000円、使用上問題はないのですが、今回の目的はきれいにすることなので、いずれ手入れしようと思います。


我が家で作成されたバイクのほとんどが、このパチモンホークウインカーを使っています。
お値段4つセットで2500円と大変お安く、メッキがきれいだったんですよね…最初のうちは。
だからCD250U以降の制作車両には使われなくなると思います。
1年もしないうちにメッキが剥がれて真っ赤っ赤になるので。


ライトステーも軽く磨いて…


ウインカーを取り付けて、今回の作業が全て完了しました。
丸一日かかりましたが、そこそこはきれいになったと思います。

この車両も就航して早や8年、作成費は5万円しか出してもらえず、乗り出しの時は無茶な検証まがいなことをやらされた悲運な車両ですが、今ではその辺のレブルやCD250Uよりは速い車両になっていると思います。
やはりバイクも進化するんですね、見た目汚いけど。
Posted at 2022/12/27 18:58:12 | コメント(0) | トラックバック(0) | バイク整備 | 日記
2022年12月17日 イイね!

CB750Four系ブレーキキャリパーのO/H (尻拭い編)

CB750Four系ブレーキキャリパーのO/H (尻拭い編)大きなカブをダブルディスク化したはいいが、右ブレーキの引きずりがひどく、とてもじゃないが使い続けれる代物ではありませんでした。
そこでG-Net氏からアドバイスされたのが「キャリパーのO/Hをやり直せ」でした。
思えば大したことやってなかったんですよね。


車体についてるうちにピストンを押し出しておきました。
ジェリー状なのはラバーグリスです。


ショップタオルで内部を拭き取ります。
多少錆びているものの然程状態は酷くないのかな?という感じです。


一応スチールウールで錆を落とします。


ピストンシールを外すと、そこそこ錆びていたので、スチールウールで清掃。


せっかくここまでバラしたので、シールは新替します。


シールにラバーグリスを塗りキャリパーにはめ込みます。
キャリパー内部にも薄くグリスを塗ります。


次にピストンを磨きます。
このピストンがキレイだったから、前回は大したO/Hをせずに復旧してしまいました。


磨いてみると所々に点錆、でもいつも扱っているピストンよりは圧倒的に美品。
このくらいなら大丈夫だと思います、ピストン高いので…


ピストンにもラバーグリスを少々塗ってキャリパーに押し込みます。


ピストンを押し込むのはかなり力がいるだろうと思ってましたが、なんの抵抗もなくスコンと入っていきました。
これ大丈夫だろうか?


キャリパー内部が割りときれいだったのは、このパットが外気の侵入を防いでくれたからだと思います。
結果、パットは酷いことになってますが。


パットもシールパッキンを傷つけない程度に磨きました。


パットの縁にも薄くグリスを塗ってキャリパーに押し込んで復旧完了。


仕上げに安いスプレーで塗装。
この塗料ブレーキフルードが付くだけで溶けてしまいます。


車体に再びキャリパーを取り付けて、キャリパー内のエア抜きをしました。
問題はブレーキが引きずるかどうか。
ブレーキをかけて離した直後に動かすと…車体が軽い、キャリパーを追加する以前の状態まで戻ってました。

でもまだ公道に出れる状態ではないようです。
キャリパー内部のエア抜きは散々やったのですが、ブレーキレバーがスカスカで、キャリパーピストンを100%押せてない状態です。
以前よりは制動力は増した感じですが、この問題を解決しないと先に進めそうにもないです。
Posted at 2022/12/17 10:20:52 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2022年12月16日 イイね!

ほぼCB750Fourのディスクブレーキのダブルディスク化 (キャリパー取り付け編)

ほぼCB750Fourのディスクブレーキのダブルディスク化 (キャリパー取り付け編)スーパーカブ750のダブルディスク化もいよいよ大詰めにさしかかりました。
あとはキャリパーをポン!と付けるだけです。
キャリパーサポートはフェンダーの上から被せるように付けました。


やはり情報通りポンと付きました。
キャリパーの位置も問題なし。


バンジョーボルトのサイズはM10 P1.25ツイン用を使用。


とりあえず組み立て完了、恒例の試運転をしてきます。
…しゃ、車体が重い!!!
それでも取り回せないほどではなかったので、道路に出して出発。
5Kmまでは問題なかったのですが、だんだん異音が出てきて緊急停止。
ディスクが引きずっている…


左ディスクと比較しても熱が桁違いに高い。
この後色々やり直してみましたが問題は解決せず、撤去も含めて少し考えてみようと思います。
Posted at 2022/12/16 14:22:58 | コメント(0) | トラックバック(0) | Expands the Automatic Rid | 日記

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