ブレーキフルード補充･エア抜き＆サイドブレーキ調整

前回までのお話
キャリパーO/H リア
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フロントhttps://minkara.carview.co.jp/userid/2765928/car/2517572/6861377/note.aspx

キャリパーのオーバーホールが終わったのでブレーキフルードを補充してエア抜きを行います！
本来2人いると楽な作業ですが、ワンマンブリーダーを使用して1人で行いました。

今回の作業も動画にしているので是非ご視聴ください！

まずマスターシリンダーのカップにフルードを補充します。
今回はオーバーホール後なので空ですが、フルード交換だけをする場合は先に古いフルードをシリンジ等で吸い出します。


使用したフルード:古河薬品工業(KYK) BF-4

キャリパーのブリーダープラグに付いている黒いゴムキャップを外し8mmメガネレンチをセットし、ワンマンブリーダーのホースを差し込む。
ワンマンブリーダーのボトルはバネやアーム等に引っ掛けておく。

ブリーダープラグを緩めブレーキペダルを何回か踏みエアを抜いていく。
エアが抜けきったらブリーダープラグを締める。

【注意点】
①エア抜きはマスターシリンダーから遠い所から順に行う。
左後→右後→左前→右前

②ブリーダープラグを緩めすぎるとエア噛みの原因になる。

③マスターのカップのフルード量が減っていく為、空にならないよう随時補充する。
※空になるとエアが噛む。

④フルードがボディにかかると塗装が痛む為注意する。

⑤サイドブレーキは解除して行う。

こんな感じでエアが抜けていきます。
チェックバルブを通過した気体･液体はキャリパー側に逆流しない為1人でもエア抜きが出来るわけです。

ただ二人いた方がフルードの無駄も最小限に抑えれて良いですね！

続いてリアのO/H時にテンションを緩めていたサイドブレーキワイヤーを張っていく。
レバー根元の10mm高ナットを締め込むとワイヤーが張られていく。

標準のノッチ数は7~9ノッチ。
ここは好みに合わせて調整するのが良いでしょう。
調整後は、サイド解除でローターが回ること、サイドを引いたらローターが回らないことを確認する。
ここで左右に違いがある場合はマニュアルリトラクティング機構の調整(全締めから1/3回転緩)が上手く出来ていないため再調整する。

最後にブレーキクリーナーでしっかり洗浄してフルードの漏れ確認を行い問題無ければ作業終了！


近々マスターシリンダーもO/Hしてみよう。