2021年07月11日
映画館の雰囲気も好きですが、やはり映画自体が好き。
実は6月中旬に風邪を引いて、人生初のPCR検査を受け、不安のまま寝るも陰性の連絡でホッとし、完治してしばらくした後、ようやく見たかった映画を見に行きました。
その映画は「キャラクター」
この時期になると、よく出てきますよね。スプラッター要素あるホラー系の邦画。
正直全く興味なかったんですが、セカオワのボーカルである『Fukase』さんが出ると聞いて、むしろ見たくなり、仕事終わりにそのままワゴンRを転がして映画館へ。
ホントは「ゴジラVSコング」観ようか悩んでましたが、なんとなく結末が想像できちゃったので、キャラクターを選択。
結論としては、面白かったです。
特にFukaseさんの演技と、物語の内容が噛み合っててすげえなと。
物語の流れとしては、リアルなスプラッター描写に苦悩し万年アシスタントな漫画家志望の主人公が、一家殺害事件の第一発見者になり、更に犯人の顔まで目撃してしまいます。
しかし悲惨な現場に立ち会った主人公は、衝撃をそのままに筆を走らせて漫画を描き上げたところ、出版社の目に止まり連載が決定。リアルな描写や殺人鬼のキャラクターが受けて大ヒット。一流の漫画家となりました。
しかし、時同じくして悲惨な四人一家連続殺人事件が起こり、手口が大人気の漫画の描写と全く同じ事から警察は、作者の主人公に事情聴取をするが…。
と、いった感じで流れ的にも犯人が誰か分かっちゃうのですが、この映画の肝はFukaseさんの存在だと思いました。
元々、FukaseさんはSEKAI NO OWARIのボーカル。俳優業は初挑戦なので、一度はオファーを断ったらしいですが、レッスンを重ねて準備万端の状態で撮影に望み、菅田将暉さん等の俳優たちが演技力にビビったとかなんとか。
正直、Fukaseさんがどういう演技をするのかが予測不能だったのですが、それが『キャラクター』で演じた殺人鬼役とピッタリハマッていました。
まず前述の通り、予測不能なんですよ。物語的にも、演じるFukaseさんの演技も。「次は何をするんだコイツは」という気持ちが、より増幅されて受信されるので、妙に心拍数が上がります。
なんてったって初挑戦なので、他の俳優さんにありがちな「他の作品のキャラのイメージが焼き付く」事が無いんですよ。
有名どころだと「シュワルツネッガー」さんの「ターミネーター」や「堺雅人」さんの「半沢直樹」、「松平健」さんの「暴れん坊将軍」、「織田裕二」さんの「踊る大捜査線」や「水谷豊」さんの「相棒」等ですかね。
素晴らしい演技で吸い込まれる様に見てしまいますが、ふと他作品のイメージと重なったり、場合によっては「この人が黒幕か?」とか「コイツ絶対死なねえな」とか、その後の展開を想像しちゃうんです。スティーブンセガールさん主演作品とか安心して見れますよね
作品によっては、早々に“死んでもらう”とか“最後まで味方でした”で裏切る事も出来ますが、やっぱり余計なイメージが無い方が、終始ドキドキしながら見れますよね。
そして普段から生活感を全く感じないFukaseさん故に、より殺人鬼がどういう生活をしているのかが分かりづらくなり、言葉を選ばずに書きますが、不透明な気味悪さがより強くなり少しでも同情する余地を与えないどころか、こちらから距離を取っちゃって強制的に主人公目線で観るんですよね。
他にもストーリー展開や登場人物の背景等の気味悪さを増幅させる要素が備わってますが、予測不能なFukaseさんと、菅田将暉さん達の凄腕俳優陣だからこそ、何が起こるかわからない恐ろしさや気味悪さが、より新鮮に味わえたんだなと思えました。
クソ上から目線ですが、監督のキャスティング神すぎでは?(語彙力)
本当に面白い映画でした。
ちなみに作中に登場する奇妙な絵はFukaseさん作だそうな。演じてる本人が描いてるからより新鮮な怖さが伝わってきますね。
Posted at 2021/09/20 10:50:30 | |
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日常生活 | 日記
2021年03月21日
シンエヴァ、見てきました!
あっ、これから何か色々語るのでネタバレになるかもしれないので注意です。
さて、エヴァンゲリオンという作品が生まれて20年ちょい。
テレビアニメの放映時から、革命とも言わんばかりにカチコミしてきたかと思えば、その過ぎ去った通り道はスッキリとも言いがたいモノ…、だったと思います。
正直、エヴァとの出会いは中学生の頃、友人がやっていたスパロボにエヴァが出ていたのがきっかけでした。
ガンダムとは違う細見の機体、中身は脈を打つ人造人間。そこに乗り込むは選ばれた子供。弱々しい主人公は世の理不尽な期待と絶望をふっかけられ、悩み考え解決する時間も与えられぬまま進行していくストーリー。
実は新劇場版から入り、旧劇場版を見て、アニメを少し見ただけなニワカなんですけども、そのエヴァの全てに魅了されました。
そして後味がスッキリしないアニメーション、芸術でもありました。
ですが、今回の映画でスッキリしたと感じました。
色々と言語化が難しい私なのでご容赦願いたいのですが、単語で表すと「卒業式」「クランクアップ」「解放」が合うと感じました。
今まで20年、エヴァの主人公達は、ずっと中学生のまま。様々なコラボキャンペーンでも、中学生のまま。アニメでは当たり前ですけども、シンエヴァを見てからちょっと感慨深いなと。
彼等は、ずっとコクピットに囚われ、歳を取ることも、前に進む事も許されず、その目前の敵や、明日も見えない絶望感や、理不尽な期待を押し付ける周囲と戦っていた。
特に主人公、碇シンジ君は更に色んなモノを抱えて、どう受け取れば正しいのかも分からぬまま狂って壊れてしまった。もちろん、ミサトさんやゲンドウ等、他の登場人物たちも色々と抱えて、しんどさを滲ませていました。
それを、周囲の人間達や父親であるゲンドウと対話する事で、良いところも悪いところも認め合い、大切なモノは意外と手元にあったのだと再認識し、成長し、前に進む事が出来たのだと。
そして周りの人間も信じて、そして新たな風を吹き込み、新たなる時代、“新世紀”を目指して抜錨し進んでいくと。
だからこその『新世紀エヴァンゲリオン』というタイトルだったのだなと。改めて理解出来た気がしてます。
正直、この世も見通しが悪く、暴力や恐怖や悲しみや寂しさ等でパンパンに膨れ上がって醜いモノです。
碇ゲンドウが、それら全ての“負”からの解放を望むのもわかります。
でも、温かみのある幸せって、純白で、清楚で、解れも穢れも全く無い綺麗で輝きのあるモノでは無いと思うんですよ。
どこかしら薄汚れていたり、臭かったり、解れて擦れて毛羽立ってボロボロだと思うんですよ。
更に言えば、人情も、仁義も、愛も、友情も、正義も、平和も、人類も、全て真っ黒に汚れてツンとした臭いのする醜いモノだと思うんですよ。
それを愛しざるを得ない、共存していかなくちゃならない。渋々と歩み寄り触れるしかない。それを認めて、前に歩んで行かなくちゃならない。
そう感じ
それをアニメで教えてくれた、庵野監督は凄いと思います。もはや芸術。簡単に言うと美術館行って絵画見てきた様な感じでした。(クソ適当)
また、碇シンジが言っていた言葉も素敵でした。
「涙は自分しか救えない。涙では他人を守れない。」※間違ってたらメンゴ
ここも、シンジ君自身が抱えてたモノを認めて成長したと感じた瞬間でした。
もしや、あの「おめでとう」も、こういう成長を讃えていたのだろうか。
さてさて、感じ取ったのなら、それを糧にしないと勿体ないですね。
俺も色々向き合っていこうと思いました。
あと車ネタだと、ジムニーの描写がやたらと綿密でしたが、エンドロールの中に『日本ジムニークラブ関西支部』の文字があり、ちょっと笑いました。
終劇
Posted at 2021/03/22 10:23:26 | |
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日常生活 | 日記
2021年01月01日
いよいよクソったれで満たされた2020年が終わり、新たな年がやってきましたねー!正月ってだけで気分が良いし酒も美味い!
さてさて新年一発目に腕時計の電池交換…。

かれこれ9年…?入学祝いで貰ったから今年の4月で10年目か!
液晶が大きくて見やすいのがお気に入り!
みんなも買おうぜ!スントコア!(布教活動)
とりあえず、今年はマシな年になりますように。
Posted at 2021/01/01 19:18:21 | |
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日常生活 | 日記
2020年09月11日

免許取って大体7年程ですかね。
ようやくゴールド免許を頂けました!!!
ピカピカの免許証は気分が良いですね!
でも1ヶ月後には、また更新するんですけどね!!!
大型自動二輪免許を取るので…。
本来は更新前の5月頃に取得したかったんですけどねぇ…
コロナの関係で教習所も免許更新も出来なかった為に、延長手続きを取って8月まで有効にしてもらってました。
1ヶ月だけの免許証になりそうです…。
Posted at 2020/09/11 07:54:27 | |
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日常生活 | 日記
2020年02月18日
いつの間にか正月も豆撒きもバレンタインも終わってました。
あと風邪ひきました。つらいです。
さて、今日はメガネを新調しました。
写真は忘れましたがセルフレームです。
というかレンズが分厚すぎて選択肢がセルフレームのみでした(泣)
視力落ちすぎ…。長い付き合いとはいえ、ちょっと微妙ですねぇ…。
思えば、メガネをかけ始めたのは8歳頃だったと思います。小学校3年生辺りですか。
すっかりゲームっ子だった当時の俺氏は、席替えで一番後ろの席になった時、「あれ?黒板が見えにくい?」と初めて感じました。
しばらくして両親と相談し、初めてメガネを作ってもらいましたが、当時は授業中のみの着用でした。でもいつの間にか目が悪くなって常時着用となり、現在に至ります。
その間、実に7つのメガネと苦楽を共にしてきた訳です。
どれも自分自身で選んだので覚えてます。が、今回は書くこと無いので『愛車遍歴』ならぬ『メガネ遍歴』を書き込んでいきます!!!!!!!
完全なる自己満足!!!!!!!!
いくぜ!!!!!!!!!!!
・初代メガネ
初めて作って貰った初メガネ。メタルフレームで色は淡いブルーメタリックのオーバル…だったと思います。コケたりボールの直撃で鼻当て周りが歪んだ事もありました…。
三回ほどレンズ交換して2代目に移行。その後は予備として余生を暮らすハズが、親父のメガネのテンプルが壊れたのでパーツ取りとして徴収。親父のメガネが新調された際にテンプルごと処分されたらしく、フレームのみが虚しく保存されてます…。あのクソジジイ
・2代目メガネ
小学校5年生から中学時代を共にした、金属フレームのメガネ。色はシルバーのオーバル。これもよく鼻当ての辺りが歪んだのでペンチで直してました()
レンズ交換を2回し、高校生になってからは予備へと降格。社会人になり、後述の事がきっかけでレンズを度の強いものへと交換。現在は自宅用です。
・3代目メガネ
高校1年生から18歳まで共にしたメガネ。金属フレームですが、凛々しいスクエアの黒縁です。使用年数も現在トップ、思い入れもなんだかんだでトップなメガネです。
初めての携帯電話でメール送信。初めての電車&自転車通学や初めてのカラオケ、初めての溶接や初めての原付バイク運転、初めての教習所も、このメガネでした。
しかし、18歳の冬にて突然の別れを迎える事になりました。
それはスキー場のリフトのアルバイトでの作業中。降り場のスロープ整備を妙に熱心にしていた俺氏は、接近していたリフトに気が付かず顔面を接触。フレームが割れてレンズが取れてしまいました…。一応ロウ付け修理もしてもらうも、結局取れてしまい廃棄しました。
・4代目メガネ
「丈夫なメガネが欲しい」と肝に銘じて選んだのは、チタンフレームの小ぶりなスクエアでした。
スポーツモデルな為か、テンプルがオレンジのラバーで覆われ、芯材や一部部品はβチタン合金という、俗に言う形状記憶合金の一種。故に曲げや衝撃にめっぽう強く、仕事で不注意に顔をぶつけてもメガネは無傷でした。
一方で清掃を怠るとラバーの滑り止めの模様に垢がたまったり、セルフレームと違って一発で拭き取りが出来ない、ちょっと面倒くさい奴でした。
現在はスキー用です。小ぶりなのでスキーゴーグルに上手く収まるんです。
・5代目メガネ
セルフレームにちょっと憧れて作った、黒縁のウェリントン型。特に思い入れはないですが、バイトに付けて行ったら、いつの間にか背後に居たお客さんに驚いて顔面を商品棚にぶつけて傷が入りました。バカか俺は。
現在は予備用。
・6代目メガネ
違うメガネ屋で作って貰ったスクエア型メガネ。ウルテムという弾力性に富んだ樹脂なのでグニャングニャンに曲げても元通り!少し前のメガネ屋のCMでグニャグニャに曲げられていたのは大抵この素材を用いたメガネ。
しかも軽量で顔にフィット!ついに辿り着いた文句なしのメガネだったけど、レンズ交換よりも新規で作った方が安いと言われて仕事用になりました。
・7代目メガネ
値段で生まれた不遇なメガネ。スクエアのセルフレーム。色はクリアグレー。
西川○教さんがPVでかけてそうなゴーグルみたいなセルフレームと迷ったけど無難が一番。運転用です。
…っと、書くのが疲れるくらいの思い入れがありました。
これにて自己満足終わり。
メガネ遍歴、振り返るとなかなか面白いですね。
てか顔ぶつけ過ぎだろ俺よ。
何やってんだ俺よ。
Posted at 2020/02/18 12:57:23 | |
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