Pivot GEKKO SG-WTSG 水温計(センサー配管不要タイプ)-1
目的 |
チューニング・カスタム |
作業 |
DIY |
難易度 |
  中級 |
作業時間 |
3時間以内 |
1
アッパーホースはどうしても切りたくない。OBD接続式は入手困難。そこで昔持っていた、ECU配線式の水温計。しかし古すぎて適合表にコルトの文字はない。果たしてコルトVRにつくのか?
もうこれを書いている今、ニヤニヤが止まらない。もともとみんカラでは何故かクッソ長い記事ばかり書いてしまう俺だが、これに関しては大河ドラマ並みに引っ張りたくてしょうがない。・・・が、ウザいと思うので結果を先に言っておく。付くんだ。でも理論的には何らおかしくない。社外スピード計だって車速信号に繋げば大抵動作するのだから。
以下簡潔な流れ
1.ECUから水温信号を取り出す
2.EGルームから車内に配線引き込み
3.IGN電源、イルミ電源、アースを接続
以上。
ここから先は、冗長すぎるであろう俺の取り付け作業、苦難の記録である。そして、記事作成者に謎の安心感を若干与える魔法の言葉「取り付けは自己責任で」。たぶん真似するやついないと思うけどな。
2
3
ECUはエンジンルームにあって、バッテリーを外さないと作業が出来ない。そんなわけでせっかくだからメモリバックアップというのをやってみたかった。
が、これはダメだ。ワニ口が小さくて弱い。ブースターケーブルに繋げば多少マシになるが、途中でもういいやめんどくせえ!ってなって外した。どうせナビ設定とメーターのトリップ・時計がリセットされるだけだ。ECUの学習機能がなんたら・・・というのもあるらしい。最近の車はようわからん。とりあえず無くていいぞこれは。
4
バッテリーを外し、三ヶ所の○部分を12mmソケットレンチなんかで外す。なんか、上2箇所を外す時にナメたような折れたような本当に気持ち悪い感触がするがなんともないから気にするな。下のボルトは若干エクステンションがないと厳しいかも知れない。
外したボルトがバッテリー台座の下に落ちないように気を付けよう。マジで気を付けよう。俺はそれで半ベソかいた。マグネットキャッチやピックアップツールなんかがあると安心。
5
ボルトを外すとECUがステーごと外れてくる。ちょっとグリっとすると外れてくれる。あとはレバーをガチャンとやってコネクタを外す。この辺は諸先輩方の整備手帳の方が詳しくてわかりやすい。ECU交換とかで調べたら出ると思う。
俺のコルトはまる10年放置していたのだろう、下段コネクタを外す際、固くてパキン!と小気味良い音がしたと思ったらレバー内のツメが折れた。見なかったことにした。そんで、下段コネクタは外さなかった。
6
下段コネクタを外したかった理由は、取り付ける水温計の説明書に「動作が不安定になる恐れがあるからアースもECUから取れ、ボディアースすんな」と書いてあったからだ。さっきの配線図には、下段コネクタにアース線が通っている記載があった。
以前の車に付けた時、アースはどうやって取ったのか忘れた。で、外れなかったのでボディアースにすることにした。いやあ、たぶん大丈夫ですって。
上段コネクタを外すと、次は覆っている黒いカバーを外す。これを取っ払わないと配線の根元が見えないからだ。
裏側真ん中って言ってわかるか不安だが、そこの爪を細いマイナスドライバーでこじったりすると外れる。あとは残りの引っかかった爪をやさしくこじっていくとカバーが外れる、はず。
カバー根元の方はテープでグルグル巻になっているはず。それらを撤去するとカバー自体を完全に切り離せて配線作業がしやすい。
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この向きから見て左上から8本目・・・途中の配線が無くてなんか埋まってる。ここも1本として数えて、8本目のとこ。配線埋まってるとこも含めて数えていくと横1列で15本ある。まあ、ちょうどど真ん中だから右から8本目、という表現でもいいのよ。お好きな方で。
8
配線をたぐり寄せる。この「黄/緑」線が水温信号。やっとご対面、というところで次の記事へ続く。ねえ、冗長でしょう。
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