シフトユニット清掃点検

今回の作業だと初級だが、マトモにやると個人的には中級～上級にしたい。それはさておき、ニュートラルに戻らないのはコルトVRにおけるMT車特有の症状で、納車時に気になったのを言ってみたら、ある種のクレーム扱いでミッション周りを一式載せ替えてくれて改善した。が、2年程度で元に戻った。

これはシフトリンケージとか、ユニット周りの部品に塗布された潤滑油が劣化固着したようなものらしい。

というわけでカバーを外してブレクリで清掃。ちなみに今回の方法が合ってるとは言わない。長旅に出る直前にやったので応急処置みたいなもんだ。ベッチャベチャになるのでウェスを敷いて置く。グリススプレーがあれば良かったんだけど、何故か切らしてたのか見当たらないので5-56を吹いた。何度も言うがこの手法が合ってるとは言わない。ちょっとマシになったがニュートラ戻らない問題は改善せず。

すぐに症状戻ったので、出先で入手しておいたシリコングリースメイトを使う。どうやらこれが最適解らしい。

結論から言うと5-56じゃ流石にアカンのでグリス系を保護目的で塗布したのみだ。厳密には各リンケージを分解清掃・再塗布する必要がある。が、俺にはちょっと無理だった。ストッパーの爪が外せず折れたので。自信ニキは諸先輩方の整備手帳を参考にしてみよう。

感覚としては、3速にクッソ入りにくい。個人的にはトルクが十分あるのでスポーツ走行しない限り、5速の加速感と遜色ないため間違うことも多々あるが最近自分の空間把握がズレてきている様で、4速からのシフトアップで迷うらしい。いつもより気持ち右側にノブを持っていくことでどうにかなっている。

ニュートラに戻らない分、セルフステアのギア版みたくなっていてこういう現象に陥っているのだろう。まあ、現状じゃ技術的にどうしようもないのと死にゃあしないのでこれで様子見だ。我慢できなくなったらプロに頼むしかない。暖かくなってきたので塩梅は良くなっている。じゃあ冬は絶望的じゃないの、というのは「なってから」考えましょうということでひとつ。因みにメンテ後、前後のシフトワークはだいぶ軽くなった。