帰ってきた、あぶないブレーキ!
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
30分以内 |
1
最初のブレーキキャリパーの状態です。酷い!
錆びまくりでダストブーツのリングがシリンダーとゴムブーツも巻き込んで一体化してました。
ただ、前期XS-Ⅱはキャリパーピッチが90mmなんで中々流用するにしても良い物も無く、新品キャリパーなんて出ないし、なんとか再利用するしか無かったんです。
2
なんとかピストンをCRCなどでつけ置きしたりして、ブレーキホースの穴から貫通ドライバー入れてハンマーでピストン出しました。その後溝をほじくり、ある程度までしたら、バイクのタンク錆び取り剤で錆落とし。そして初回の錆び取り剤漬け込みです。
オイルシールより下は綺麗でした。
3
つけ置きタイプの錆び取り剤です。
ある程度つけ置きしたら、サンポールも使ったりしてマジックリン付けて歯ブラシで洗浄しました。サンポールは酸性でマジックリンはアルカリ性です。酸性の後にアルカリ性をつけると中和されるそうです。その後に耐水ペーパーで丁寧に磨いてまた錆び取り剤に漬け込みしたりしました。
4
2種類の錆び取り剤とサンポールを使い何回か繰り返して、最後は花咲かGと言う昔からある錆び取り剤をスプレーで噴射してそのまま乾燥させると錆の再発を防げるそうなんでカップ内とその際を錆び取りしました。ダストブーツの溝に薄らある錆びがどこまで進行するか、ですね!キャリパーなんて錆びやすい場所にあるので心配です。
5
そして、耐熱シルバーを塗装
カップ内はオイルシールとダストブーツとの中間ぐらいまでの塗装にしています。外側は錆びても大丈夫ですが、ダストブーツ辺りが錆びてピストンと固着したり、動きの妨げになると引きずりの原因になるかもと思ったりしながら自分なりに考えながらやりました。合ってるかどうかはわかりませんが…
流石にYouTubeなど観てもここまで酷い状態でOHしてる人はいませんでしたので参考にならず、自己判断です。
6
こちらはマスターシリンダーの摘出した最初の状態です。ブレーキキャリパーに続き、こんなの初めて!
本当に使えるのかな…?
7
素材はアルミなんで錆は蓋の部分とマスターバック側の口の移り錆びがついてるだけなので、洗浄後、ブレーキフルードの塊などほじくったり耐水ペーパーでゴシゴシしてシリンダー内はそこまで酷くないので、1000番、2000番あたりで軽く磨いて、最後にホワイトダイヤモンドでツルツルにして終了しました。こちらはアルミなんで錆び取り剤やサンポールは良く無いので、耐水ペーパー作戦だけです。
8
そして、キャリパーに関してはシールキットは前後社外品で有り。ピストンに関してはリアだけ新品出たので交換。フロントは純正製廃、社外品設定無し、なんとか使うしか無いので耐水ペーパー掛けて、ホワイトダイヤモンドで磨いたりして再使用しました。2年後にもう一度キャリパーは分解して中を観てみたいです。自分の錆び取りがどこまでの仕事だったのか⁈その前に引きずりしたりして(≧∀≦)
マスターシリンダーはピストンもタンクパッキンも日産純正が出たのでそれで組みました。こちらはアルミなので、大丈夫でしょう!それよりマスターバックのマスターシリンダー差し込む口の中まで錆びてたので、そちらも耐水ペーパー掛けしてパークリしての繰り返しで錆び落として、今回のブレーキ組み付けで使用したワコーズ耐熱シリコーンブレーキグリスを口の中に塗ってマスターシリンダー付けました。こちらもその方法で良いかわかりませんが、様子見です。
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