
夏休み突入です。
沖縄の海で海水浴やシュノーケリング中によく見られる危険生物を紹介します。
⚫︎ハブクラゲ
沖縄のどこの海でもいる
私も海で遊ぶ時に1番注意を払っている
ハブクラゲは、かさが半透明のため水中で見えにくく、刺されてはじめて気付く場合が多い。
6月~9月にかけて多く発生し、特に波の静かな砂浜や、入り江、人工ビーチなどで被害が多い。
20~30cmと浅い砂浜でも刺症事故が発生している。
刺されると激痛を生じ、みみずばれのような跡になるのが特徴。
沖縄ではこれまでに3件の死亡事例が報告されている。
私の長男も12年位前に水深30cm程の波打ち際でハブクラゲに刺されて病院に緊急搬送された経験があります。
その後7年程ケロイドの様な後が残っていました。
○もし刺された場合はすぐに海から上がって食酢をかけ触手を洗い落とす。
間違っても水、アルコールをかけないこと、これらをかけると未発射の刺胞を刺激する。
応急処置が終わったら速やかに病院に行って下さい。
ある程度監視員がいるビーチではクラゲ用の食酢は置いてある。
⚫︎カツオノエボシ
私が沖縄の海で遊ぶ時にハブクラゲの
次に注意を払ってる
青白い浮き袋をもち、そこから青く長い触手が伸びている。
浮き袋で風を受けて移動するため、強い風で海水浴場に運ばれ、被害が発生することがある。
刺されると電気が走ったような強い痛みを感じるため、「デンキクラゲ」とも呼ばれる。
日本では死亡事例の報告はないが、海外では報告されている。
⚫︎アンボイナ
殻の大きさが10cmほどの大きな巻き貝で、赤茶色の網目模様がある。
毒銛をもっており、潮干狩りで採取して刺されることが多い。
神経毒なので刺されても痛みはほとんどないが、体がしびれて溺れる危険性がある。
これまで多くの死亡例が沖縄でも確認されてる
貝だと思ってナメたら痛い目にあう
絶対触っては駄目な貝
⚫︎ウミヘビ
ウミヘビはコブラの仲間で、強い神経毒をもっており、噛まれると体が麻痺して動けなくなる。
ウミヘビの方から近寄ってくることがあるが、ウミヘビから攻撃してくることはほとんどない。
今帰仁の海では水深50cm程でも平気で目撃する
何故か人目がけて泳いでくる
⚫︎ガンガゼ
浅いサンゴ礁や岩場などに生息している
沖縄の海ではごく普通に何処でも普通に
見られる
20~30cmの長い棘をもち、刺さると激痛が続く。
⚫︎オニダルマオコゼ
浅いサンゴ礁等にいることが多く、色や形が石や岩によく似ており、じっとして動かないため気づかずに踏みつけてしまうことがある。
ごく波打ち際に普通に岩とよく見ないと間違えてしまう様に居る
私自身、波打ち際で十数回の目撃がある
背びれに棘があり、棘はゴム底の靴を貫通するほど強力。
棘の根本に毒のつまった袋がある。
オニダルマオコゼの毒は猛毒で、ハブ毒の30倍以上と言われる。
さされると激しい痛みやしびれがあり
近年、名護湾でダイビングのインストラクターがオニダルマオコゼの毒で死亡している
⚫︎ゴンズイ
浅い岩礁や砂地の浅い海に生息し、集団で行動する習性がある。
「ゴンズイ球」と呼ばれる集団は、だんご状になってる
背びれと胸びれに毒棘がある。
釣れたゴンズイを釣針から外す時に被害に遭うことが多く、刺されると数日間激痛が続くこともある。
⚫︎ヒョウモンダコ
浅い海の岩礁や潮だまり、岩の下等に生息している。
体長は10cmほどの小さなタコで、驚いたり刺激を受けると青色の円形の模様が鮮やかに浮かび上がる。
ヒョウモンダコの毒はフグと同じ猛毒のテトロドトキシンであり、足の付け根にある「からすとんび」という嘴で咬むことで毒が注入される。
⚫︎ミノカサゴ
とても美しく、動きはゆっくりで、近づいてもあまり逃げない。
驚くと、背びれをたてて威嚇する。
背びれ、腹びれ、尻びれに毒があり、刺されると大変痛む。
⚫︎ウンバチイソギンチャク
おわん型で褐色の海藻のような姿をしており、周りのサンゴ礁にとけこんでいるので見分けるのが難しい。
サンゴ礁のリーフ内にも生息しているので、シュノーケリング中に触れて被害に遭うことも多い。
体に刺胞球(1mm~2mm)があり、強力な毒をもっている。
⚫︎オニヒトデ
珊瑚礁に生息し、サンゴを食い荒らすことで有名。
全身が棘で覆われている大型のヒトデで、大きさは30~40cmほど。
色は灰色、オレンジ色、青色などさまざまある。
昼間はテーブルサンゴの下に隠れていることもある。
刺されると猛烈な痛みがあり、数時間、ひどいときは数日続くこともある。
○以上は沖縄の海のビーチ内で普通に遭遇する危険生物です。
○クラゲネット内で泳ぐのが一番安心
※ネット内では監視員が点検してるが
たまに紛れて入ってる場合もあるので
注意する
そうは言ってもネットの無い本来の沖縄の海を満喫するのが目的な場合は以下の
事に注意してもらいたい
◎沖縄のネットの無いビーチや海で泳ぐ時は必ずマリンブーツを履く
無い場合は最低でもクロックスの様なストラップのあるサンダルで入る
○海の中ではあらゆる物にむやみに触れない
○上記の危険生物に遭遇したら絶対に触らない、その場から去る
◎もし噛まれたり、刺された場合は
1.すぐに海からあがる。
2.助けを呼び、安静にしてすぐに医療機関で治療を受ける
※岸から離れたシュノーケリングツアー
やダイビングだと遭遇率はかなり高く
なるので注意する。
どうぞ気をつけて沖縄の海を楽しんで
ください。
最後にお友達の皆さんに桃のお中元で〜す。
おわり
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2018/07/20 16:37:40