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Ameotokoのブログ一覧

2020年05月02日 イイね!

ワタシの木馬


Menin aedie Thea
怒りを歌え、女神よ

ホメロス「イーリアス」


Arma virumque cano
我は戦いと英雄を歌う

ウェルギリウス「アエネーイス」


紀元前の小説の出だしでこれって、イカシすぎてんだろふざけんなチートかよ。




四冊読了。

大人しく読書月間継続中(平常運転

実際、自粛要請でなにも変わらないワダツミの生活ェ...





インターネッツ界のチラシの裏こと、拙泡沫日記を御覧の皆様にはご案内のことと存じますが、三月に我が家へとやってきたケータハム 。





走るという動詞のほかには何ひとつ備わっていない純粋さに、私は日を追うごとに深く深く捕らわれています。奇妙なことに私自身の気分に前のめりなところはなく、肩肘張らない日々の暮らしの傍らに愉快な相棒がいるような風情で過ごしている次第です。

言葉にしきれないほどの運転の楽しみは収斂していくように私の内に向かい、困ったことに「この気分を誰かに伝えたい」という欲求が湧いてきません。

あるいはこの特別な体験を独り占めしたいという稚気なのか、

満たされている故の韜晦なのか。


とはいえ折角の機会です。今を逃せばケータハムのフィーリングは私のデフォルトになってしまい、客観的に車をみることは出来なくなってしまうかもしれません。

そんなわけで、しばらく過ごしてみた相棒の感想です。

Caterham seven 250R

諸元





空力的に、特に有利な点はなさそうな風態。個人的な思い出も相まって、とても好きな形です。リアのホイルハウス前面にある板状パーツの名称はリアウィング。言われてみれば後輪を路面に押し付けていそうだが、羽根ではねーだろといつも思う。そういうところも最高。




サイドミラーは後側方視界の確保には申し分ないのだけれど、位置的に後輪の外側は全く見えない。着座位置も低いので振り返って目視もできない。つまりバックでまっすぐ停めるのが難しいという、まあ、どうでもいいっちゃいいんだけど変な車。




エクステリア・インテリアとか分けて語る気にもなれないどころか、室内と呼称するのも後ろめたいほど狭い室内。信じてもらえないかもしれませんが、ちゃんとシートはある。右の肘はボディに、左の肘はプロペラシャフトのための盛り上がりに干渉しますが、わかっていれば気にならない程度。ウィンカーがトグルスイッチな時点で生まれたところも皮膚や目の色も欠点も全てはプレアデス星の裏側まですっ飛んでいって忘れてしまう。



(コチラは160)

下手したらシートに座った腰の高さにプロペラシャフトあるんじゃないだろうか?





意外なことに、シートの位置はペダルから少し遠目です。もしかすると、小柄な方にはシートを目一杯前にしても少し遠いかもしれません。

購入を考える際は、きちんと座ってポジションを決めてみることをお勧めします。きっと手を伸ばせば地面に触れることすらできるステキ着座位置と紳士淑女全人類の浪漫、トグルスイッチを前にして細かいことはどうでも良くなることでしょう。



今時のモデルですから、アイドリングや低速は本当に静かです。たぶん。




ようやく気分の掴めてきた1.6L sigmaは軽快に吹け上がる、ピンポン球のようなエンジンです。



下では重厚で上では鋭い2L F4Rのような万能感がありません。低回転でのレスポンスはダルくまったり。美味しいところを外したセローとどこか似ています。

「まあいっか。ぷぺぷぺ言いながら景色眺めて走ろうや」といった具合。

ですがシフトを落として踏み込むと、気持ちのいい排気音とともにピークパワーの6000rpmまで一直線に吹け上がります。パワー・ウェイト・レシオは4.3。どれだけ踏んでも怖さを感じないのは、べらぼうに豊富なインフォメーションがステアリング越し、シート越しに路面とタイヤの状況を教えてくれるからです。


サスペンションストロークは短く、ピッチやロール自体は小さいにも関わらず、コーナリングでも荷重やグリップの全てが詳らかに運転者に開示されています。私ですらリアが滑り出す境目の瞬間まではっきりわかる。リカバリーもとてもシンプル。

サーボもABSもない、自在なブレーキも素晴らしい。

直進安定性の高い車ではありません。それでも疲れないのは、予想外に乱れることがないからです。左右に乱れる挙動には全て理由があり、インフォメーションがあり、予想がつきます。

どんな挙動も、この車においては単調で退屈なドライブを運転する遊びに変えてくれるイベントです。

乗ったが最後、ずっと走って遊んでいたい。





この合理的とは思えない外観。

前後荷重は270/280kg。そのうえ後ろに偏って運転者が座れば重量バランスも非合理的でしょう。




「無駄を削ぎ落としたピュア・スポーツ」と表現されることも多くありますが、私の感想は「余計なものを取っ払った、走る非合理」

そのバランスの悪い非合理な偏りが、この車の限界や破綻に明確な傾向を与えてとてもわかりやすくしているのです。実はとても間口の広い車なんじゃないかな。

速く走るために突き詰められた戦闘マシーナリィではなく、全身で車の挙動を感じられる、最も純度の高い無駄の塊。

どこまでも真剣に悪ふざけ。

自家撞着ってとてもとても好きです。


私はMEGANEやClioに乗っている時もエンジンの回転数が変わるのが嫌で、年中エアコンをつけませんでした。エンジン音を聴いていたいので、音楽をかけることもなく何百キロでも走るタイプの車乗りです。

真夏はまだ未体験ですが、氷点下のドライブは経験済み。ジョーク抜きで本音を言うとケータハムに乗っていて快適性が損なわれている実感がありません。むしろ邪魔な屋根や窓がない事で、快適になったと感じています。

私は偏っているとは思いますが、そんなに極端な質ではありません。そんな私が快適に感じているケータハム。実は皆さんも思っているより気楽に乗れるかも知れませんよ?
Posted at 2020/05/02 11:39:10 | コメント(7) | トラックバック(0) | Caterham
2020年04月29日 イイね!

7つの性格的小品

旅を思い出すことは、人生を二度楽しむことである

フェリックス・メンデルスゾーン




さーてっ、
職もないし、恋人いないし、友達いないし、
日記でも書こーっと♪


4月29日


三日で二冊読了




イーリアスやアエネーイスは見つけたけど、プラトンが一冊も見当たらない。

なぜだ...



車を降りなければ県をまたぐのもありかな...と思わなくもない。阿蘇回ってこようか...

と思いましたが、思いとどまり県内の山道を100kmほど走ってきました。




快晴。いい天気です。

二時間弱ほど走ったことになりますね。

疲れることもなく、下道ならまだまだ走れる。

高速はひと区間でも嫌。

通りは車が本当に少なくて、人々が責任をもってきちんと自粛していることに感嘆しつつ、用事や目的地がなければ運転をする人っていないんだな、と驚きます。




巷間、「よし...」と構えて乗らなくてはならないから、引っ張り出してドライブするにはエネルギーが要る。

といった話も散見される七輪ですが、ちっともそんなことはありません。いままでで一番、リラックスして走ることができる車です。


あるいは私にとって、そもそも「車」はいつでも非日常をもたらす夢の護符で、生活の中に足として必要な日用品ではなかったということでしょうか。

私は荷物車やハッチバック向きの車好きではないのかもしれませんね。


それにしても今日は本当にいい天気です。

運転席から雲ひとつない空を見上げつつ、これが私の車だな...と独りごちながら私と七輪の縁に関わってくださった方の多くがフラ車乗りの人たちだということを思い、なんだか笑顔になってしまいます。



皆さまのご健勝をば。




Posted at 2020/04/29 14:27:08 | コメント(6) | トラックバック(0) | Caterham
2020年04月26日 イイね!

ジットしてなティ・キッド

「観客が既にわかっていることを君が台詞で繰り返すべきではない。」

スティーブ・マックイーン





日記

4がつ26にち。

タイトルは さすがにむりがあると ぼくだって 思いますが

きにしたら負けなので すっとぼけることにします。


きょうは 本をよんで すごしました。



きのうから3さつ よみました。

でも よもうとした イーリアスと 

アエネイアースが 本棚に ありません。

なぜだ...






ドライブにも いきました。

40kmくらい はしりました。

また 携帯をわすれたので しゃしんはねーよ。





だいたい こんな かっこうです。

車検証とか もろもろ おいておけないので

かばんで もちあるきます。

さすがに おれはなにやってんだろう と

まがおになりますが れいせいになったら負けです。



トライアル マスターは いいかんじで すきです

シヴい です。

きぶんは マックイーンです。

でも ぼくは マックイーン とくにすきじゃないです

ボギー さいこう!




とくに 意味なし。

Posted at 2020/04/26 22:35:14 | コメント(4) | トラックバック(0)
2020年04月17日 イイね!

なんとなく...

「ベッドに寝たまま、手を伸ばして横のステレオをつけてみる。目覚めたばかりだから、ターン・テーブルにレコードを載せるのも、なんとなく億劫な気がしてしまう。」

田中康夫 「なんとなくクリスタル」

書き出しが一冊を集約していてファビュラスですね。好みじゃないけど。名著です。





さて、皆さまご存知でしょーか?

拙泡沫ブログは実はみんなのカーライフとゆう車のことについて意見を交換し合う電脳空間上にアップロードされています。

そう。

このワタクシの電脳日記空間は、車好きの紳士淑女の社交場...。

いくら社会不適合者のダンボーラーであるワダツミの恥部が余すところなく披瀝されているからといっても、決して「実話ナックルズ」のフーゾク潜入記とかではないのです。

なので今日こそは脱線せずに車のことを書きますからね!

特になんの意味もない世間話を書くんですからねっ!

ワダツミだってやればできるのです。



というわけで今日はなんとなくフィット。




なんというか、ホンダのコンパクトカーってあまり期待値が高くありません。






....デザインは良いと思う。

水色の車が大好きなワダツミ。






乗っても開放感がありそうです。

全長*全高*全幅=3995*1695*1515
車重=1190(HEV)、1070(GAS)

ヤリスのHEVは1050kg....軽いなおい...



HEVはEG 72kW+モーター 80kW
充分です。






なんか






イロイロ








改良









エンジンルームもそこまでギチギチしてない感じ。

スカスカのエンジンルームってなんか癒されません?

ああ、別にそーでもないですかそーですか。

でもMTはないよ。



うーん、やっぱりヤリスは良さそうなのです。

MTあるし。






でもこの見た目は、少し、その....個性的である。




仮に皆さんの前に突然、クリストファー・ウォーケンが1発だけ実弾の入ったリボルバーを持って現れ、

「フィットかヤリスかどちらかハンコ押せ!6っ!5っ!...」

とカウントダウンしながらバチンッ!バチンッ!って引き金引きつつ迫ってきたら....どっちにします?




Posted at 2020/04/17 22:12:01 | コメント(8) | トラックバック(0) | 車徒然
2020年04月15日 イイね!

拡散力があるとはゆっていない...

この記事は、累計数十時間もの報道バラエティは見習えについて書いています。


age

頑張りましょう!
Posted at 2020/04/15 08:04:05 | コメント(3) | トラックバック(0)

プロフィール

「時代人として省みれば「今年がなんの年であった」かは明らかだが、次世紀の星間ウーバーイーツ長者となる杉本哲太の曾孫が「チキンナゲットが初めて成層圏に達した年であった」と振り返る年になるのを僕たちはまだ知らない...」
何シテル?   12/19 14:28
車音痴の本の虫ですがRenault に巡りあい、たちまち魅了されてしまいました。 気楽にRenault Life を過ごすことが出来ればいいなと思います。
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