ウィンドウレギュレーター交換 助手席(左)側 後編 修理完了の巻

壊れたのはウィンドウレギュレーターという部品で、ebayでフランスから買いました（参考URL）。3週間くらいかかりました。その間雨もたくさん降ったので、やはり応急修理ができてよかったです。

なぜレギュレーターというのでしょうね。ウィンドウエレベーターのほうが言語的にはわかりやすい気がします。ドイツ語ではFensterheberフェンスター・ヘーバーといい、「窓をヘーベンするもの」です。ヘーベンは上げるという意味で、そのままでわかりやすいです。

この部分にワイヤーがからまっていました。（写真は新品です）

まずは保管しておいたモーターを取り付けます。

メーカーはCQX？というところです。
純正部品にはPeugeotマークがありました。
純正ではないのでしょうが、全体的な見た目は純正と全く変わりませんでした。

窓の上げ下げの抵抗が強いとワイヤーが伸びる原因になるらしいので、こういうレールのところにKUREシリコングリースメイトをよく塗っておきました。

壊れた部品は2本のレールが分離しているので容易にドア内に出し入れできますが、新品はワイヤーでくっついているので難しいです。それでもなんとか写真の黒いプラスチック部品を外さずに入れることができました。

ウィンドウエレベーターのレールをドアに固定して、モーターのカプラーをつけてモーターを回し、前側のレールのガラス受けのボルトをこの穴のところに持ってきます。
その状態でガラスをおろしてきて前後のガラス受けに入れ、前はボルトを締めます。ボルトの締結力はガラスにはかからないので、がっちり締めてＯＫです。
そもそもガラスはレールの外側に来ます、私も作業をするまでよくわかっていませんでしたが。

保管しておいた防湿シートを貼り付けます。元の粘着剤をそのままでいけました。念のため、ドライヤーでよく温めてから貼りました。

なんとか修理完了です！

最近のVW車はこの部分がプラの蓋のようになっていて、粘着剤を使っていないみたいですね。エンジンオイルのドレンボルトもプラ＋Oリングになっていたりで、トヨタもオイルフィルターを濾紙交換式にしていたり、けっこう大きい会社も攻めてますね。

フランスから届いた荷物にたくさん切手が貼ってありましたが、35Fという謎の単位で、消印も押されていないし、いったいなんなのか謎です。まさかフランということはないでしょうし・・・