アンテナヒンジ水平位置調整

１年ぶりに（2020/09/26）アンテナヒンジの水平位置を調整，と言うかスペーサーとして挿入した CNRゴム製ワッシャーの劣化具合を確認して必要があれば交換するという整備を実行。

昨年の整備手帳を読み返してみて，
https://minkara.carview.co.jp/userid/2825170/car/2916610/6019954/note.aspx
使用した CNRゴム製ワッシャーの規格を勘違いしていたことが発覚。正しくは M5/外径12mm/厚2mm ではなく，M4/外径10mm/厚1.5mm でした。

可動式ヒンジ部の耐候性を担保するため被覆してあるゴム製ブーツに M5ゴムワッシャーの外径（φ12mm）では収まりきらないのです。

それにしても挿入するワッシャーの枚数でネジの固定角度を調整するという原始的な儀式が２１世紀になお体験できるとは Ernst Leitz （L39 スクリューマウントのレンズ交換式 Leica camera 創立者）もビックリだろう。えっ？イタリアのことは知らないって？（笑）

幸いステンレス製 M5 皿ばねワッシャー，CNRゴム製ワッシャー，鉄製ヒンジ本体のいずれもサビや劣化は一切認められず交換の必要性なしと判断しました。ゴム製ワッシャーにワンサイズ小さい M4 を使用するメリットとして，下向き雄ネジに取り付けても脱落しないのでヒンジの着脱が楽ということを挙げておきましょう。