ストラットタワーナットからの制振 その2
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
30分以内 |
1
本格的に温かくなってきました。今週末は2日続きで花見です。
鈍った体に太陽を入れないと、自分が冬と一緒に取り残されそうで... 晴天下のウォーキングのためにクルマを駆り出してまたまた花のある場所へ。
2
通り慣れた道と少し違う方面への桜狩りは、右に左に曲がって...
あれ、左カーブが昨日と違う感覚で、僅かにもっさりして反応が遅い? 右カーブは普通なんだけど。
空気圧か?いや昨日左右も合わせたはず。帰り道も若干左右のコーナーでの操舵感が違う。何故だ...
帰ってボンネット開けて異常はない、と思いつつ、為念ストラットタワーナットを増締めしようとしたら、右側だけ柔らかいことに気がついた。ナットは緩んでないけど規定トルクまでまだまだ締まるなんて。
どうやら右側のナット下のエラストマーがターボチャージャーや触媒等に近いため、熱の煽りを食らって軟化しているようです。 左側はといえば、元の硬さです。
だから左カーブ時には、右側に負荷がかかると同時に、右側のストラット締結ナット下のエラストマー軟化に伴い、ここが歪んだり妙に収縮していて、左カーブの感覚がおかしかったんだと納得。
やはりエンジン近くではゴム系やウレタン系などの素材は控えるべきでした。
3
エラストマーを左右側とも取り払い、念の為の買い置きだった重荷重用の皿バネワッシャーに交換です。
入れ直すのは写真右から、まずM10平ワッシャー、次に皿バネワッシャー、そして純正ナット。
やはり一箇所ずつ外しては規定の53.5Nmで締めます。
4
純正ナットは5mm程度のかさ上げに見えます。
5
写真がボケてますが、締結後はボルト上部の最後の溝がギリギリ見えるくらい。一応最上部の溝までナットがかかってます。
ナットとワッシャーの間に隙があるように見えますが、ここに皿バネワッシャーが入ってます。
乗って見たところ...
エラストマーと比べるとやはり路面からノイズ=濁りを若干多く拾います。ブレーキ時のフロントへの荷重移動もエラストマーほど穏やかではありません。
ある程度は予想の範囲ですが、足回りの不安を残すより良いかとやむなく納得。
手に感じるバイブレーションやハーシュネスは初期仕様と比べて僅かに少ないかなぁ?という感じ。まあ元の感覚をもはや完全に覚えてませんが、ある意味、素直で正確な操舵感が戻った感じはします。(FR感も)
ただエラストマー、寒い時期には快適だったな~。熱で大きく劣化も軟化もせず、圧力で潰れすぎない素材が他にないものか、まだ探したいところです。
6
次は先人様の例に倣って、かさ上げナットを通常ナットに替え、その下に皿バネワッシャーの向い合せセットなど差し込んで見ようか、どうしようか...
まあ快適化の手探りもほどほどにします。乗ってる時間より、いじってる時間が多くなるのも、どんなものかと思いつつ。やはり花があるうちは花見に出かけるに限ります。と言いながら酷暑の夏でもいじってたりしそうで怖いです。
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