2013年3月以後、GolfⅤが地味に活躍する中、並行して2台目のクルマ探しをボチボチと。
まずは対象車種をしぼらねばなりません。
日常ユースにはGolfがありますので気楽です。
予算もまず心配ありません。
E60-525iを売却してGolfに乗り換えた際、「お釣り」をもらっております。
そして何より懐具合が良好。
リーマンショックにより大打撃をくらった当家のお財布、E39を大事に乗っている間に地道に再生しておりました。
そして民主党政権が倒れ、第二次安倍内閣が始動するとみるみる株価が回復、円安が進んでいきます。
トドメは今や懐かしい「黒田砲」発射。
最近では豆鉄砲となり果てた日銀の主砲、当時はかつてのドイツ陸軍「パリ砲」並の射程と威力がありました。
グイグイと財布が膨らんで参ります。
それにしても故民主党、高速料金1000円乗り放題という素晴らしいバラマキ以外はクルマ好きに資する政策ありませんでしたなあ。
「二番じゃだめなんですか」と吠えてた輩は今も盤石の二番以下でございます。
栗之介、本業は文筆業、専業トレーダーなどではありませんが、永年塩漬覚悟のヘタレ株の塩気が抜け、むしろ食べ頃になっているようです。
一財産築いた諸先輩とは比べようもございませんが、ちょっと古いBMWなら買える気分です。
ちなみに民主党政権時代にマツダのNA系ロードスターなぞ30万円で買うのをがまんしてマツダ株を買っておくと2年で出たてのNDロードスターが買えたのではないでしょうか。
まあ、テスラ株なんかだと余裕でランボに化けるともいえますが。
下手くそ根性なし勝負できない栗之介、できれば四季報を手にデロリアンでタイムトラベルしてみたいものです。
それはさておき、アルピナE39-B10などを物色しますと200万以下の予算でゴロゴロしております。
いわゆる「底値」の時代でしたなあ。
走行距離はさすがに10万km近辺が多くなりますが程度もよさそうです。
後にB10を200万で買うことになった身としては「この時買っとけばよかった」と思うところもありますが勝負は「時の運」でございます。
もうひとつの選択肢、E31も探します。
こちらはもはやブツが絶滅寸前です。
現車を見に行ける関東東名阪には数台しか在庫がありません。
E31はほぼ同じ外観で前期850、後期840があります。
趣き深いのは前期の12気筒エンジン、しかしこれはBMW史上に残る爆弾エンジンとして当時は有名、6気筒を二個くっつけたエンジンで片方づつ盛大にトラブり、片肺走行となりがち、お財布に優しくない。
無難なのは5/7シリーズで実績を積んだV8-4.2Lの後期。
うーむ、ここが思案の関ヶ原。
辛抱強く探していると埼玉入間の走り屋専門店にE31-840Ciを発見。
距離4万km代のチタンシルバーです。お値段乗り出し200万円弱。
なかなかよさそうです。
トランクを開けてスペアタイヤをチェックすると何と、スペアタイヤハウスが湖に。
E31は後ろにウォッシャー液のタンクがあり、はるばるボンネットに引っ張って行くのですが、盛大にお漏らししたようです。
店の兄ちゃんに教えてあげると「てへぺろ」です。
理想はシルバーではなく、赤か青。
これがないんですなあ。中古探しの難しいところです。
入間の840を保留にし、実家帰りを言い訳に名古屋のブツを見に行きます。
親には内緒です。中坊のようですね。
カネを出してもらう訳ではないのですが道楽息子のレッテルに漆をかけるようなものです。
名古屋昭和区の趣味車ショップに出かけたのが2013年5月23日。
チタンシルバーの850iです。
このブツは前オーナーが気合いを入れて整備したものを購入店にお返しした「出戻り物件」、記録もしっかりしております。
店主は名古屋人、店は実家から10数㎞の近所、世間話で愛知県民をアピールして仲良しになります。
しかもこの御仁、自衛隊に深入りする軍事マニア、栗之介の大先輩です。
「850は可愛いヤツで置いとこうとおもっとったんだがよー、あんたには売ってもいいでよー」とお墨付きをいただきました。(頑固系の中古車屋さんがよく言うことでもありますが・・・)
明るい店先で現車チェック。
BMWの12気筒、これは素晴らしい出来です。快調です。
「ちょっと隣に乗ってみろ」と右巻のおっちゃんがいうので助手席に。
八事近辺を爆走、「ヒーハー」です。
さすがに5LのV12は525iの2個分、低速からぶっといトルクが爆発。
サウンドも痺れます。
「ひとりでひと周りしてこい」と言われて試乗。
爆走などできませんが問題なしと納得。
見積というか言い値は本体125万です。
課題は追加整備、エンジンのオイル漏れ、ビルシュタインに買えてあるショックを変えた方がいいそうです。
ホイールは純正BBSにE60のM5用がついてきます。
「うーん、ちょっと勉強してきます」とその場を退散、賢人の知見をWebで収集します。
もしも現在の状況ならE31を買って1/1模型のように飾っておくところでしょう。
磨いているウチに資産価値も上がるのではないでしょうか(壊れなければですが)。
2018年ともなるともはやE31は「お宝」です。
しかも本体125万円ですからねえ。ああ下手こいた。
最も悩むのがこの850、禁煙車ではなくバリバリの喫煙車、しかもファブリック内装。
おっちゃんが商品の中でタバコをふつうに吸っているようです。
連れ合いが最も嫌うのが「異臭」、どうやらアウトのようでもあります。
そんなこんなで名古屋のおっちゃんを待たせる間に親父殿が急逝。
クルマ探し所ではない事態となってしばし頓挫。
名古屋のおっちゃんには法事の合間にお菓子持って謝りに行きました。
中古車探しに「If」は禁物ですが、E31やらちょい古アルピナはこの頃買うべきでしたなあ。
ところが葬式で買えなかったちょい古物件を逃すものの、栗之介は別の「珍品」収集に向かっていきます。
神様のいたずらというものでしょうなあ。
リトラクタブルライトがたまりませんね
12気筒エンジン、昔の戦車のようです
この内装がネック、売り物でタバコ吸ってはいけませぬ