ISCV清掃
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
  中級 |
作業時間 |
3時間以内 |
1
スイフトZD11SのISCV清掃です。
半年くらい前からアイドリング中に一瞬エンジン回転数が落ちてブルッとなる症状が出ています。
多い時には信号待ちで4~5回なって結構気になるのと、エンジンに悪そうな気がするので対策することにしました。
原因は不明ですが、とりえずISCVを疑いました。
交換しようかと思ったのですが、単品で3万6千円、スロットルボディごとリビルト品だと最安値4万円ととても高価なのでとりあえず清掃してみることにしました。
以前スロットルを清掃した際にはISCVは清掃できないと思ったのですが...
ガスケット_スロットルボディ 13421-86G00
ガスケット_ISCバルブ 14139-70G30
ISCVのスクリュ 13601-05148-XC0
2
当初はネジなめ防止のためにスロットルごと外してからISCVを外す予定でしたが、見てるとそのまま外せそうな気がしたのでやってみることに。
最初に作業スペース確保するためにエアクリを外しました。
水冷ホースが2本繋がっているのでそれを外します。
外した管にはRCAジャック用のキャップがぴったりで蓋にできました。
3
ISCVのネジ4本のうち一番難しそうな奥下のネジを回したのですが瞬殺でなめてしまいましたorz
そこで当初予定通りスロットルごと取り外しました。
このネジはネジザウルスでは取れなかったので、モノタロウのネジとりインパクトドライバ(ハンマーで叩くやつ)を使って取りました。
この1本だけネジ部分が錆びて固着していました。
念のためにネジを1本用意しておいて良かったです。
4
ISCVのモーター部分?が普通のねじではなくてちょっと困惑しましたが、調べるとペンタローブという種類だと分かったので急遽アストロでビットセットを買ってきました。
5
結構汚れています。
そしてロータリー部分を回してみるとすごく動きが渋い。
ワコーズのスロットルバルブクリーナーを使って見えるところは歯ブラシでゴシゴシ、ロータリーは軽く回るまで回してはクリーナーを注入を繰り返しました。
スロットルも清掃しましたが、前回清掃時より煤が多いようでした。
6
だいぶん洗いましたが少し汚れは残りました。
内部は見えないし擦れないのでどうなっているか分かりません。
ロータリーが軽く回るようにはなったものの、時々引っかかるのが気になりますがこれ以上は無理だと判断して終了、取付しました。
モーター部分を取り付ける際、ローターの向き(?)で迷いましたが、入る向きで付ければ問題ないようでした。
7
元に戻してエンジンをかけるとアイドリングが4000回転!そしてエンジンチェックランプが点灯してる...
ISCVの電源カプラーの付け忘れでした。
気を取り直して再度エンジンをかけると、4000回転で数秒回った後、2000と3000回転を繰り返すハンチングが...エンジンチェックランプも点灯したままorz
どこかで見たECUリセットのおまじないを思い出して、バッテリーを外して30秒以上してから戻してエンジンをONにして5秒以上待ってからエンジン始動、というのを実践したところチェックランプは消えましたが、アイドリングの挙動は変わらず。
試しに少し運転してみたところ、停車中にギアをDに入れるとすごい回転数が高い。
信号待ちでも強くブレーキを踏んでいないと進んでしまうほど。
ブレーキを離すとアクセル踏んでないのにすごい勢いで加速していきます。
この症状はおそらく洗浄で濡らしたせいでセンサーを壊してしまいバルブが開きっぱなしになっているのだろうと推測しました。
8
ものが高額なので購入を躊躇していたところ、半日経ってからエンジンかけてみるとなんと正常に動いてます!
付着していたクリーナーが乾いたからでしょうか?
とにかく直って一安心です。
それにしても焦りました~。
肝心の症状についてですが、ブルッの発生頻度が激減したものの無くなりはしませんでした。
ただ、以前は車体が揺れるほどだったものが症状がすごく緩和されました。
また酷くなってきたら諦めて交換します。
[PR]Yahoo!ショッピング
関連コンテンツ
関連整備ピックアップ
関連リンク