クラシックレンジ　左リアパワーウィンドウが開かない

2023年3月11日
走行距離：164,520km

良い気候になってきたので、ドライブ中に窓を全開しようとしたら、、、
左リアのパワーウインドウが動かなくなっていることがわかりました（笑）
冬の間、しばらく窓を開けていなかったためでしょうか。

早速、モーターの状態を確認してみました。
写真を撮り忘れましたが、窓が落ちないようにテープで窓枠にガラスを貼り付けます。
その後、内張を外して、防水ビニールをめくるとパワーウインドウモーターが見えます。

モーターを固定している3本のネジ（六角ボルト）を外します。
3本中、奥の2本はドアの鉄板の下に隠れる位置にあるので、ソケットレンチなどは入りません。

横から片口スパナかストレートメガネ、またはモンキーレンチで緩めるしかありません。
私はこのサイズのストレートメガネを持っていなかったため、小さめのモンキーで緩めました。

モーターを取り出して、単体でスイッチを入れて動かしてみても動きませんでした。

以前も動かなくなったモーターを分解・清掃して復活させたことがありました。
https://minkara.carview.co.jp/userid/2863564/car/2473637/5966490/note.aspx

今回も同様と考えて分解してみることにしました。

星型ネジ（トルクスネジ）を2本緩めれば、モーター部分がギア部から分離できます。

分離できました。

ケーブルとブラシが付いているプラスチックのホルダーを外します。
差し込まれているだけなので引っ張れば外れます。

2個のブラシは残量OK。

ローターを引き抜いてみると、コアが錆び付いていました。
おそらくたぶん、ガラスを伝わってドア内に侵入した雨がモーター内に入って、ここがサビで固着して回転していなかったと思われます。

コアのサビを除去して、回転部分や軸受にグリースを塗布して再組み付けしました。

ギア部に差し込まれるウォームギアにもグリースをたっぷりと塗布しておきます。

モーター部とギア部を連結します。
ウインドウレギュレータに接するギアにもグリースを塗ります。

パワーウインドウモーターを再度ドアに取り付けるときは、ドアの鉄板に隠れる位置のボルトを入れるのがちょっと大変でした。
元通り組み付けて動作確認したら、無事動きました！

これまで何回か動かなくなったパワーウインドウモーターの分解清掃をしてきましたが、私の場合、これで100%復活しています。

この0円修理で、またしばらく動いてくれるでしょう（笑）