JB23 ステアリングシミー発生→ステアリングギアボックス遊び調整で完治

2025/04/20
走行距離：185,060km

ついにJB23の持病と言われているステアリングシミー（ジャダー）が私の23でも発生するようになってしまいました。
60〜70km/hで走行中に片側の車輪に段差などで衝撃がかかると、ハンドルがブルブル。

原因はキングピンベアリングのガタやステアリングロッドのジョイント部のガタなど、いろいろ考えられます。
放っておくと酷くなってしまう可能性があるので早めに対策しようと思いまして、家族にハンドルを小刻みに動かしてもらったり、タイヤを手で上下左右に揺らしたりして各部のガタがないかを見てみましたが、特に目立ったガタは無し。
その中で気がついたのはステアリングギアボックスの遊びがやや大きいかな？という点。

まずは簡単なところからと考えて、ステアリングギアボックスの遊び調整をしてみました。

ステアリングギアボックス上にある矢印のところのネジが調整ネジです。

最初に14mmのロックナットを緩めますがまっすぐには工具が入らないので、14mmのソケットにユニバーサルジョイントを付けて…

長めのエクステンションで延長しました。

ソケットをステアリングギアボックスのネジにはめたところ。
この方法だと周囲の部品を何も外さずに緩めることができました。

延長しているので、エンジンルームの上のスペースがあるところでレンチが回せました。

ロックナットを緩めた後、真ん中のネジをマイナスドライバーで時計回りに約180°締め込みました。
あまりキツキツに締めすぎるとギアに悪影響があるので適度な締め具合のところでやめておくようにしました。

再びロックナットを締めて終了。

試運転した結果、シミーは発生しなくなりました！
簡単なところで良かったです。

なお、たまたま私の車両の場合はステアリングギアボックスの遊び調整で改善しましたが、これで直らない場合もあると思います。