燃料計の指針傾向の考察　ほぼ高速道路編

関連記事に関連し、ある日の燃料消費と燃料計の指針との関係を実測してみた。

方法は、燃料計指針が一目盛減る走行距離数を、そのときの車載燃費計の平均燃費で除してみる。

結果は、満タンから最初の一目盛が減るまでに約17Lと思った以上にガソリンを使っているが、裏を返せばなかなか燃料計指針が減らない傾向があると言える。
そして、一目盛から二目盛は約4Lと、あっという間に減ってしまう。
その後は、一目盛約7.5Lと線形的に減っていくと言う傾向がみてとれた。

関連記事に係る考察とは若干の差異があるが、最初はなかなか燃料計が減らない傾向がある点は確認できたと思われる。

以下、詳細。

給油口の縁まで満タンにして、１メモリ消費となった直後。

満タンから一目盛消費で、241.1➗13.9≒17.3Lと算出できる。

ちなみに、ガソリン給油時、給油自動停止から給油口縁までは約5L強入る。
（あまり給油口縁まで給油することは良くないとの話しも聞くが、いつも給油口縁まで満タンだ。）

２メモリ消費となった直後。

一目盛から二目盛間の指針量は、
（291.2-241.1）➗12.7≒3.9L

他と比べると少ないな、、、。
証跡取得タイミングは間違えていない筈。
燃料計が減り始めたら、針の減りが早い印象は、これが原因か？

３メモリ消費となった直後。

二目盛から三目盛間の指針量は、
（388.4-291.2）➗12.9≒7.5L

４メモリ消費となった直後。

三目盛から四目盛間の指針量は、
（488.7-388.4）➗13.5≒7.4L

上記からの区間燃料を積算すると、
17.3+3.9+7.5+7.4=36.1L

半タン消費時を平均燃費で除してみると、
488.7➗13.5=36.2L

トータルガソリン消費量は、ほぼ一致する。

燃費計が半分を指しても、タンク58Lに給油口縁までの5Lを加えての36Lだから57%の消費と、実際はタンク半分以上消費していることになることが分かる。

５メモリ消費となった直後。

三目盛から四目盛間の指針量は、
（589.4-488.7）➗13.4≒7.5L

先程の半タン消費36Lに上記7.5Lを加算すると、43.5Lとなる。

いつも燃料計残り三目盛で満タン給油するとだいたい42〜44L入るので、経験則との大きな齟齬はないと言える。

ちなみに、このときの車載燃費計の最高値は、15km/L だった。

法定速度プラスα程度の巡航設定で、ACCお任せ運転での実力は、リッター100馬力以上のハイパワーエンジンとしては、なかなかのものと言えよう。

帰着時の実走行距離、590km。

走行可能距離 301kmと併せて、高速道路主体の航続可能距離は、900km弱はあると言えるだろう。