トランクリッドオープナースイッチ設置

トランクリッドオープナースイッチを設置します。
スイッチ本体については商品レビューをご覧ください。

元のトランクリッドオープナースイッチの配線を探し出します。
他の方が詳細を書いた整備手帳がありますので、そちらも参考にしてください。
まず、トランクの内張を剥がします。
燃料パイプカバー(アルミ板)を外すと、左後輪あたりに配線の束があります。

配線探しの続き。
配線束から黄色いコードを探し出しますが、2本ありどちらかが正解です。
試し方は、コードの被覆をちょっと剥いてテスターを繋ぎ、トラックリッドオープナーボタンを押した時に反応があるかを見ます。
私は電気関係素人なので、反応と言ってもイマイチ確信が持てませんでしたが、もし正解なら剥いた被覆をボディの金属面に繋ぐとトランクリッドオープナーが作動しますのでそこで確信が持てました。
間違った方の被覆を剥いてしまったらビニールテープなどで補修します(なのでちょっとだけ剥くことが肝心)。

正解のコードから分岐線を繋ぐためにエーモンの3336を使いました。
この分岐線はスイッチの紫の線に繋がります。
スイッチの黒の線はボディアースに繋ぎますのでトランク側から引っ張らなくても、スイッチを取り付ける場所の近くにあるボディに刺さったネジに共締めしてやれば大丈夫です。

分岐線をトランクから運転席方面へ通します。
助手席シートベルトアンカー周辺の内張を剥がします。
トランク側から見ると配線束の行先に助手席側から差した光が見えるので、それを頼りに頑張って線を通します。
長い針金などがあると良いと思います。

スイッチはセンターコンソールの小物入れ内に設置することにしましたのでセンターコンソールを外します。
写真は小物入れの裏側で、上が車体前方にあたります。
小物入れとコマンダーコントロールの間に、今回のスイッチを追加する隙間があることがわかりました。

小物入れを分離し、スイッチが収まるだけの穴を開けます。
20から22mm程度のホールソーがあると良いと思います。
私は持っていないのでドリルでたくさん穴を開けて無理矢理開口しました。
見えなくなるので綺麗な円形でなくても大丈夫です。
スイッチを取り付けて、動作確認します。
問題がなければ、剥がした内装を元に戻します。

こんな感じで付きました。
同乗者がいる時しか使わないボタンなので、押しやすさよりも取り付けのしやすさや目立ちにくさからこの位置にしました。
この小物入れにはポケットティッシュやミント菓子くらいしか入れないため、内容物が当たって誤動作することは無いと判断しました。
そういえばNBのトランクリッドオープナーレバーも小物入れの中にあったなあ…
ちなみにETC車載器も小物入れの中に設置しています。
小さな収納ですが工夫次第でどんどん便利になりますね。
よかったらお試しください。