熱い空気をなんとかしたかったけど、世の中甘くない😩
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
30分以内 |
1
K&Nパワークリーナーを基本どおりに取り付けると、信号待ちでは吸気温度が外気温+35℃にもなる一方で、順調に走り出せれば街中で外気温+6℃程度、60km/hの巡航が許せる環境(首都高等)では+2〜3℃と、かなり外気温に肉薄できることを報告しました。
このことから、エンジンルーム内の空気は走行でかなり簡単に入れ替わっていると考えました。
信号待ちで+35℃にもなる原因は、この写真のように、ラジエーターで熱くなった空気がエンジンルーム内で広がる方向の一つとしてパワークリーナーがあるからだと考えました。
そこで、ラジエーターの熱い空気はなるべくパワークリーナーの方に向かわないようにしようとしました。
2
そこで、純正エアクリボックスの下ボックスと吸気管の接続は元に戻し、さらにボックス内に入る空気はできるだけパワークリーナーに送られるようなJ字管を設置しました。
3
更に、吸気管の入り口のエンジン側と横の穴は耐熱アルミテープで塞ぎました。
4
更に更に、吸気管に入って来ようとする外気は、できるだけ確実に吸気管に入るように、隙間を埋めました。
これで、吸気管に入ってきた空気は、パワークリーナー周辺に送り込まれるハズです。
試走結果です。
街中での信号待ちでの吸気温度は、外気温+28℃くらいまでは上がりましたが、上がり方は何もなしよりは遅いかなと思いました。一応は効果ありと思いました。
しかし、走行中がよくありません。街中でちょっと長めに走る機会を得てもピーク的に外気温+10℃になるのが精一杯で、そもそもそこに至るまでの時間が凄く掛かる感じでした。首都高を走っても、最頻値は外気温+5℃でした。
恐らく、エアクリボックス下部を設置したことで、パワークリーナー周辺に熱い空気が行かなくなった代わりに、パワークリーナー周辺の空気が滞留気味になって置換されにくくなってしまったのだろうと思われます。
5
そこで、ほぼほぼ元に戻そうと思いました。
エアクリボックス下部とそれと吸気管を繋ぐJ字管は撤去し、パワークリーナーの設置自体は、基本状態に戻しました。
吸気管入り口を塞いでいた耐熱アルミテープのエンジン側を写真のように撤去しました。
実は、このテープ撤去直前、テープが少し剥がれていました😵 ちょっと良い加減な貼り方をしていたので、走行中に掛かる圧力に負けたのでしょう。剥がれるほどの圧力が掛かるのであれば、ここが剥がれなければ、もしかしてもしかしたら、走行中の成績はもう少し良かったかも知れません。
走行中にそれほどの圧力が掛かるなら、空気の流速も結構あるのだろうと考え、逆に、写真1枚目の大きい矢印付近の熱い空気をベンチュリー効果で吸い出してくれるかも、と期待しています(吸気管先端部のテープは剥がしていないので、吸うなら吸気管の長手方向からしか吸えない)。少なくとも、悪さはせんでしょう、多分。
6
という訳で、まさに「下手の考え休むに似たり」でした😓💦💦💦
いやいや、「失敗は成功の母」とも言うじゃないですか。知見を得たのも事実ですし。次の変態発想が湧いてくる自分を楽しみにしています😅
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