クラゴン、デスビ掃除してみる
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
3時間以内 |
1
今更の2か月ぐらい前の整備の記録です。
だって通院で忙しくてブログを書いている時間がなかったのよ。
2月中頃からのエンジン始動しないといった不調。燃料ポンプ交換で治ったと思っているんです。
その燃料ポンプ交換に至るまでに障害切り分けなどの作業記録になります。
この日はエンジン点火系を点検です。主たる作業はデストリビューターの掃除です。
まずはブログ友から指摘のあった、燃料のプレッシャーレギュレターという部品を目視確認です。
エンジンブロック横のフューエルデリバリーパイプについているのです。
こやつのセンターに燃圧がかかる(ガソリンが流れて圧力がかかる)と飛び出す仕掛けがあるとかないとかでその飛び出しを確認してみてというもの。
よーく確認しました。
私の車体はセンターに飛び出しが云々なんてありません。穴が開いているだけでした。以上、プレッシャーレギュレターの目視確認終了。
2
まずは何もせずにエンジン始動。特に問題なく始動しました。
今の状態で分解せずにできそうなことしておこう。
ダイアグをテストモードにしてエンジン始動にて点火時期確認。以前に調整したことあるんです。10度ぴったりのままでした。
3
エンジンストップしてプラグ確認。
すべてのプラグ抜き取りはしていません。1番と3番のプラグを抜いて確認です。プラグギャップ基準値は1.0~1.1mm。1.1mmのシグネスゲージ通らないので隙間はOKとしました。(2本のプラグに問題ありなら全交換のつもりでした)
4
イグニッションとイグナイタの確認です。トラブルシュート指南書ではイグナイタの故障判断はできないので消去法にて最終的にイグナイタかECUの不良という道筋です。
イグニッションONの状態で各端子の電圧測定とか抵抗測定にてイグナイタに来ているハーネスの導通有無、または絶縁有無の確認OKです。
5
コイルについてはイグニッションONにて電圧測定。イグニッションOFFにして、このハーネスはつないだままこのハーネスは外してねといった手順に従って抵抗測定です。
それで、1次側の抵抗値が基準値より高い。2次側の抵抗値が基準値より低いとなりました。コイルの抵抗値ってそんなに厳密なのかと思いますが2項目が基準値から外れました。
予備のコイル(中古です)があるのでそれを持ち出して確認します。
予備も1次側が高いです。2次側は規定値内です。
一次コイル抵抗 基準値 0.48~0.71オーム 車体のやつ実測値 1.3オーム、予備実測値 1.2オーム
二次コイル抵抗 基準値 10.1K~17.4Kオーム 車体のやつ実測値 8.7Kオーム、予備実測値 12.98Kオーム
ということで、予備のコイルの方がマシだろうと判断して交換しました。
6
デスビキャップを開けます。
デスビキャップ内は白い粉がありました。端子が荒れているなー。
7
デスビにエアギャップ点検という項目があり、シグネスゲージで隙間を計測して基準値内です。
基準値 0.2~0.5mm 計測数値0.33mm
もう2か所をSSTで計測というのがあるんですが、そこは道具がないので計測をあきらめました。
8
ローターのエッジもブツブツザラザラです。
この手のやつって掃除しないほうがいい的なことをよく聞くのですよ。
でもあまりにもひどい気がするのでちょっとだけ掃除します。
ローターは#1000のペーパーでちょっとだけ磨きました。
キャップのほうは白い粉が拭きあがっているところはマイナスドライバーでこつんとして剥がれるものだけ落としておきました。
デスビキャップ内部にオイル侵入無しです。カサカサに乾いている状態でした。
ということで、点検はおいといて実際に変更のあった作業は
・イグニッションコイルを中古予備部品へ交換
・デスピキャップ内部を掃除
となります。
総走行距離の記録です。219100Kmでした。
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