バックアップバッテリー交換(W212後期)
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
1時間以内 |
1
11月25日、ついに出てしまったこの表示。
新車登録から一度も交換していないと思われるバックアップ(サブ)バッテリーの死亡フラグ。
サブバッテリーはメモリバックアップ不要で交換可能とディーラーに聞いていたので、D.I.Yで交換してみる。
2
ポチッて着弾したバッテリーはこちら。
BOSCH の BLACK-AGM シリーズ「BLA-12-2」
類似商品に「BLA-12」もあり、BLA-12 の型番は古いのか分からないけれど、こちら BLA-12-2 は CCA=200A、BLA-12 は 140A だったような。
純正は CCA=200A とのことなのでこれを購入。
3
交換作業は先輩諸氏の詳しい説明を読んで参考にさせていただき、安心、安全。
なので、まずはマイナス(-)端子を外すことから。
10mmのソケットレンチで緩める…って、メッチャ緩いんだけど!
こんなに緩くて大丈夫なのか?と少し心配に。
締め込む時にはもっとトルクを掛けようと思いながら、外したマイナス(-)端子の配線側先端にゴムグローブを被せて。
4
次に、ガス抜き用のパイプをこじって抜いて。
同じく10mmでバッテリー固定金具のネジを外す。
あとで気づいたけれど、先にプラス(+)端子を外した方がいいのかも。
この固定金具を外して跳ね上げてしまうと、プラス(+)端子を緩める際にバッテリーが動いてしまうので。
5
プラス(+)端子は腐食のためだろう、固着気味だったので、ソケットレンチでグッと力を入れて回した。(なのでバッテリー押さえ金具がある方がやりやすい)
外した端子とバッテリー(+)部分。
バッテリー側はいいとして、端子側は奇麗にしておきたくて金属ブラシで擦ってみたけれどほとんど落ちないので諦め。
サブバッテリーは小さいけれどそれなりの重量がある。
ゴムのグローブをしていれば片手でも持ち上げられるけれど、腰に不安のある人は注意。
6
お約束の新旧比較。
BLA-12-2 はマイナス(-)側の端子位置が純正同様なので、W212後期型(多分 S212後期型も同じか?)の方は BLA-12-2 を選ぶといいと思う。
7
参考までに純正バッテリーの天面。
事前確認では固定金具で見えなかったが、水色の線を引いた「200A」と「AGM」を頼りに、あとでバッテリーテスター診断を行おう。
水色丸印の刻印は「140913」、新車登録が 2014年 3月だから「2013年9月14日製造」かな。
つまり 10年以上使用したことになるので、完全に寿命かと。
8
さて、新しい BLA-12-2 をセット。
寸法変わらず、すんなり収納。
写真は固定金具を下ろしてナットを締め、ガス抜き用パイプ(これも純正と同じ位置にある)を差し込んだ状態。
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そうしたらバッテリーのプラス(+)端子カバーを外して、プラス(+)端子を固定、純正カバーを被せる。
最後にマイナス(-)端子を固定して、作業終了。
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備忘録として、交換時のオドメーターは「103158km」
もう 10万㌔を超えて 3,158kmも走ったのか!(遠い目)
エンジンを始動して「バックアップバッテリー故障」の表示が出ないことを確認、ホッ。
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さて、外した純正バッテリーをテストしてみよう。
前回は車載したまま測定したのだけれど、外した状態で「FOXSUR SMART BATTERY TESTER FBT-200」で確認。
AGM・200A に設定してテストした結果(カッコ内は前回)
SOH (バッテリーの健康状態):08% (09%) REPLACE
I.R (内部抵抗) :144mΩ (133mΩ)
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テストした結果(カッコ内は前回)
SOC (充電状態) :66% (85%)
VOLT:12.4V (12.6V)
前回車載状態で測定してから一度も充電せずに 8日間経過しているので SOC は低下しているようだ。
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テストした結果(カッコ内は前回)
EDC (推定放電電流) :17A (18A)
SOH や EDC などの差は車載状態と単体の差が出たのか、あるいは誤差範囲なのか分からないが、いずれにせよ天寿全うということで。
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