2011年10月28日
タイの大洪水を日本の研究機関が解析したのが在りました。
話によると来月まで長期化する可能性が有るらしい…。
解析したのは「水災害・リスクマネジメント国際センター」。
衛星データを基に浸水の広がりをシミュレーションしたとの事。
要約…チャオプラヤ川は日本最大面積である利根川の10倍強の規模なのだ。
そこに3か月で全域に710ミリの降雨。なんと過去3年間平均の150%だった。
7月…台風の大雨。8月…浸水が始まる。再度の大雨で浸水が中流部で広がり…そしてアユタヤで浸水が拡大した状況を分析。
過去データからの予測として、アユタヤは来月末でも浸水してる地域が残るとシュミレート。
首都バンコクもアユタヤと同じく浸水が残ると予測された。
国際センターは
「チャオプラヤ川は、中流から下流の勾配が1Km下っても10cmしか低くならないので流れがスロー。日本と違い、氾濫すると浸水が長期化する傾向にある」と語る。
過去にチャオプラヤ川の治水調査をした東京・C大学のY教授は
「下流域では川の流れが緩いので浸水は収まりにくい」と指摘する。洪水原因として、
教授は「利根川の10倍規模の川全域で平年の150%の降雨」と見解。
また「日本と違って川の面積が大規模なので、広範囲で降ると150%でも洪水になる」と語る。
実際に浸水している地域とは、傾斜がない条件に琵琶湖の水量を上回る300億トンの水が在る状態。
季節は11月から雨の無い乾期だか「洪水の早期自然解消は難しい」と予測。
「日本では3日で海に流れるが、アユタヤからバンコクは海への到達に時間が掛かる」と話す。
さらに、こうした洪水は今後も可能性が有るとした上で、
「タイは歴史的に何十回も洪水が起きている。被害工場は過去に洪水が起きた場所に建ってる。
企業が海外に進出する際、過去の水害データを把握しなければ危険である」と指摘…。
(-_-)…アユタヤとバンコクはテクノロジーで復旧させるしか無いかもです。。。
Posted at 2011/10/28 00:12:34 | |
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