コルベット君のノーマルマフラーのマフラーカッターは小さいし奥に引っ込んでいて貧弱な感じ。
マフラーカッターは横95mm、縦55mmのオーバルで、横幅はともかく縦が小さすぎます。
2000年モデルまではもっと貧弱な、このクラスの車の物とは思えないようなものが付いていたから、それよりはマシなんだけど。
音も静かで良いんだけど、ちょっとおとなしすぎる感じも。
かといってアフターマーケットのマフラーだとマフラーカッターのデザインが好みでなかったり、うるさすぎて乗っててイヤになりそうな感じがしたり、アメリカ製品だと品質が気になったり。
そんなこんなで交換の決断ができないまま月日が流れていましたが、縁あって
XXXさんにワンオフで作っていただくことになったわけです\(^o^)/
コンセプトは音もルックスも「大人な感じ」とか「控えめ」ってあたりです。
マフラーカッターはテールランプ形状に合わせて純正同様にオーバルという選択肢もあったけど、私の好みでラウンドの4本出しを選択。
エンド処理は20度斜めカットでカール処理。
サーキットを走らせるような車両だとラウンド2本出し、垂直切りっぱなしエンドってのが似合いそうだけど、コンバーチブルボディには今回の選択が良いかなと。
素材はチタンとステンレスが選べたけど、焼き入れしたチタンの青い色よりはステンレスの方がミレニアムイエローのボディに似合うと判断。
マフラーカッターのサイズは、ネットでいろんな画像を探して見た結果、90φではちょっと細く、100φではちょっと太く感じたので95φを選択。
左が95φ、右が100φ、5mmでも結構違うでしょ。
ドンと100φ以上とかにしないのは「控えめ」仕様故(笑)
音量は純正の音量を測定してもらって、それよりは少し大き目ということに。
ノーマル3000rpmで75dBほどだったので、80~85dBをターゲットとした「控えめ」仕様です。
音質的には高音域を活かす方向に。
L98やLT1のような従来のアメリカンV8はいかにもクロスプレーンクランクのV8といったドロドロ音ですが、LSシリーズは同じくクロスプレーンではあるものの爆発順序が変わったせいか音質も変わってドロドロ感が薄れていると思います。
回していった時の音も従来のアメリカンV8とはちょっと違うの系統なので、高音を活かしてみても面白いかなと考えました。
ついでとして、出力特性としてピークパワーよりも中低速重視と伝えておきました。
こんなところも「大人な感じ」仕様っぽいでしょ(笑)
そして出来上がったのがこちら。
コルベット君の下側って結構綺麗なもんだな。
Hパイプとアクスル越えパイプの接続部。
アクスル越えパイプとサイレンサーの接続部。
上に写ってる黒い部分(これは何だ?)にもクロスフラッグが描かれてるな。
素材はステンレスです。
これは予算の都合でチタンに手が出せなかっただけ(/_;)
音量は試作段階では3000rpmで82.6dBだったそうだけど最終的には若干上げてあって、近接排気騒音(継続検査規制)でギリってあたりらしい。
アイドリング音は大排気量V8故に迫力ある系のものですが、回していってもそんな感じかな。
実のところ、音質は低音の仕上がりだと感じています。
KMクラフトガレージさんでも「低音タイプだね」って言われたから多分そうなのでしょう^^;
当初のターゲットとはちょっと違う方向かもしれないけど、この音はアメ車らしくてとっても気に入ってます(^^)
動画動画と言ってる誰かさん:-)のリクエストに応えて録った動画を後ほど公開するので、どんな感じの音かはそちらで。
# 追記:音は
こちらで。
音量はクルージングだとかなり静かだけど、ちょっと踏み増すと存在感のある音になる感じ。
かといってオープンで乗っててもうるさすぎることはありません。
これからいろんなシチュエーションで乗って確認してみたいところです。
出力についてはよく分らず。
試乗したときにトルクが太くなった印象を受けたけど、直前までコンパクトカーに100km以上乗ってたからノーマルC5に乗ってもトルクの太さを感じたろうし。
これも今後の確認事項かな。
冶具もあるとのことなので、オーダーすれば仕様を少し変えたものとかを作ってもらえるでしょう。
そこのC5乗りの貴方もおひとついかがっすか(笑)
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Posted at
2010/04/25 20:40:48