2015年01月23日
図書館で『図説世界の「最悪」クルマ大全』って本を見っけた。
著者はクレイグ・チータムというベテランのモータージャーナリストにして作家だという人。
イギリスの自動車雑誌に記事を書いたりしてるらしい。
名車を扱った本は数多あれど、この本はダメ車の図鑑(笑)
150台のダメ車が下記の5つのジャンルに分類されて紹介されてる。
・作りが悪いにも程がある
・設計ミスもはなはだしい
・少しは採算も考えろ
・名前を変えればいいってものじゃない
・とにもかくにも、ひどい
取り上げてる車の中には、聞いたことないような車も多数あったり。
ラダ・マサラとかユーゴ45、ZAZザポロジェッツ、FSOポロネズ/カロ、AC300ME、その他いろいろ。
レクサスSC430とかスバルSVX、日産サニーZX、スズキX90、トヨタクラウンなどの日本車もあり。
シボレーコルベア、フォードピント、ポンティアックアズテックといった、ダメ車の図鑑に載ってて当然といえる車ももちろん取り上げられてる(笑)
内容については詳しくは触れないけど、一言で言うと取り上げた車のことをボロクソに書いてる(笑)
読んでてなんとなくTopGearのジェレミー・クラークソンの顔を思い浮かべたりした。
イギリス繋がりで ^^;
で、この本に書いてある内容が正しいかどうかとなると…。
デタラメもいっぱい書いてあるし、著者の偏見だらけの内容だから娯楽本として読むべき。
内容を真に受けて信じると非常にアレだけど、娯楽としてなら十分楽しめるってあたり。
この辺もTopGearと通じるものが…。
この本、それぞれの車にキャッチフレーズ的なものが書いてあったりする。
ランボルギーニエスパーダは「制御不能のパワー」といった程度だけど、ボルボ262Cは「ベルトーネの汚点」、日産セレナにいたっては「車輪の付いたゴキブリ」。
ジェレミー・クラークソンの顔を思い浮かべなかった? (笑)
この本でひとつ理解できないのは、間違い満載の本の監訳者が川上完だってこと。
川上完って名前が入っていたのでもっとまともなこと書いてある本だと思ったんだけど。
それはさておき、この本の150台の車は変態な方々には興味深い車が多いと思うよ(笑)
Posted at 2015/01/23 07:42:22 | |
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