前に
パッソ君のエンジンのことを書いたけど、今回はコルベット君について。
コルベット君は4速ATだけど、2ndポジションを選ぶとキックダウンしないし止まっても1速に落ちないので2速発進する。
ちなみに、そのままアクセル踏んでれば150km/h位でレブリミッターにあたる。
ゼロ発進から150km/h辺りまで無変速のままいけるワイドレンジな2ndギア。
その2ndポジションで1,000prmあたりの低回転から全開にすると、2,800rpm辺りから急にトルクが出てきて加速が鋭くなる。
そのトルクの盛り上がりは明確で、タコメーターを見てなくても加速感から2,800rpmを超えたことがはっきり分かる。
変化点の上下で体感上のトルク差が大きいので、下がとっても残念な感じになっちゃう。
まぁそれでも小排気量車とは比べ物ならないんだけど。
そんな低回転域に対して高回転域の方はどうなのかというと、よく分かんない。
ローギアだとすぐに吹けきっちゃってトルク変化が分かりにくいし、2ndだと速度が速度だからなかなか試せないし。
とりあえず3,000rpm以上回ってれば十分なパワーはあるってことで ^^;
WebでC5のパワー&トルクのグラフを見っけたけど、そのカーブは2,800rpm辺りで急にトルクが増してる様子は無かった。
よく見ると3,000rpあたりでトルクカーブの傾斜がわずかに増してる気がする程度。
コルベット君は吸排気系をいじってあって、エアクリーナーはK&Nの純正形状品、エアクリーナBOXはZ06の純正品に交換してあって吸気口面積が増えている。
C5の吸気系を交換する場合、ほとんどの人がエアクリーナーBOXを取り外してむき出しエアクリーナーのCAI(Cold Air Intake)にするけど、コルベット君は純正路線で。
CAIにしようとしたことがあるけどすぐ汚れるからやめた方がいいと言われて見送ったことあり。
CAIって言ってもエンジンルーム内にあるんだから熱い空気吸うし…。
マフラーはワンオフで作ってもらった音量控えめタイプ。
この吸排気系変更でコルベット君はトルク特性がノーマルとは変わっている模様。
吸排気系を変更したことによって低速域のトルクが落ちたような印象は無いので、2,800rpm辺りで急激なトルク変動は下が痩せたのではなくて上が太ったってことかな。
シャシダイに載せてみないと本当のところはわかんないけど。
さっき高回転域の話をちょっと書いたけど、C5の最高出力のカタログ値は350psってあたり。
でも、実際にパワーチェックすると300psすら出てないという話を聞く。
さっきのグラフを見てもやはり300psくらい。
かなりカタログデータと乖離があるんだよね。
まぁ300psも出てりゃ私には十分なんだけど。
Posted at 2020/10/11 15:31:21 | |
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