
C5 Corvetteは様々な場面で警告音が鳴る。
特別なものではなくて一般的な車と何ら変わんないけど。
キーを挿したままドアを開けたり、ライトを点けたままエンジンを止めてドアを開けたり、ガソリン残量が少なくなったり、ECUが何らかのエラーを検出したりした場合とかに鳴る。
でも、コルベット君はいつの頃からかこの警告音が鳴らなくなってる。
正確にいうとまったく鳴らないわけではなくて、エンジンが止まってて静かな状態ならば耳を澄ませば聞こえることもあるし、かすかに聞こえていても音量が変化してほとんど聞こえなくなったりすることもあるような状態。
電解コンデンサの容量抜けとかなのかな…。
2年前の車検の時に直してもらうつもりだったけど、直すにはダッシュボードを外さないといけないらしくて、古くてあちこちのプラスチックが劣化しているコルベット君はトラブルが出るかもとのことで見送った。
警告音が鳴らなくてもほとんど問題は無いけど、何度かスモールランプを点けっぱなしにして車から離れちゃったことがある。
リトラなヘッドライトはすぐに気づくけど、スモールだけつけて消し忘れちゃうのはやりがち。
で、ライト消し忘れ警告だけは何とかしようと思った。
ドアオープンと絡めず、スモールを点けたままキーをOFFにしたら警告を出すのならば簡単そう。
スモール電源とACCが取れればOKだし。
フォグランプスイッチにインジケーターがあって、フォグランプスイッチONで点灯する。
フォグランプスイッチをONにしていてもスモールOFFの状態ならばインジケーターは点かないので、スイッチの所にスモール電源が来てるはず。
ということでフォグランプスイッチを外してコネクタの各端子の電圧を測定しながらスモールをON/OFFしてみたら無事スモール電源ラインが見っかったのでここからスモール電源を取れば良し。
スモール電源さえ取れればこっちのものってことで、ガラクタ箱を漁って材料を確保。
メインとなるブザーとリレー、あとは電線とコルゲートチューブとコネクタ。
銀色の小さいのはNCがあるリレーで、5極リレーなんていう呼ばれ方をされたりもする代物。
ブザーはホロホロブザーと中華ブザーが出てきた。
動作テストしてみたら中華ブザーは鳴らなかったのでホロホロブザーを使うことにした。
このホロホロブザーはパナソニックになる前のナショナル時代の年代物(笑)
ホロホロブザーの音はこんな感じ。
ホロホロブザーは製造終了してるらしくて、他社の代替品ってのが2千円前後で販売されてるけど、このナショナル製を買った10うん年前は千円以下だったような記憶が…。
リレーは電線をはんだ付けして丸型端子をつけて熱収縮チューブでシュリンク。
丸型端子はコルベット君に載せてる
電源BOXの端子台のACCに、青い線はフォグランプスイッチ配線から取ったスモール電源に、残りの線はブザーに繋げばOK。
リレーは電源BOXの中に入ったけど、ブザーは大きすぎて入らなかったので両面テープで電源BOXに貼り付けた
薄くてちっちゃい中華ブザーなら入ったのに。
動作テストをして正常に動作することを確認して、ライト消し忘れ警告の作業完了。
Posted at 2022/05/01 13:19:48 | |
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