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以前「不良品」ってブログを書いたけど、あのワイヤレスイヤホン風の代物の正体は集音器。

補聴器と同様に耳の聴こえにくい人が使うための物。

補聴器との違いは管理医療機器か家電かってとこかな。

大雑把に言って、補聴器は使う人個々の聴こえにくい周波数域を測定してその周波数域を持ち上げるようにするオーダー品だったりして何十万円コース。

集音器は単純に全体的に持ち上げるような簡易的なものだったりしてお安いそうな。

全体的に持ち上げると周囲の雑音まで増幅させることになって肝心の音声が聴き取りにくかったなんてことも…。

うちの母は耳が聴こえにくくなってるとのことで、まずお手軽な集音器を試してみようかなと思って買ってみたのがこの前の「不良品」。

これはスマホとBlouetoothで接続して使うもので、スマホアプリを使って調整したりモード設定ができるもの。

使う人の左右の耳の聴こえ具合をスマホアプリで調査してそれに合わせて聴こえ具合を調整してくれるとのことで、通常の集音器よりは高機能。

外音の音量を調整したり、室内や屋外などのいくつかのシチュエーション用に聴こえ具合をプリセットしてそれを簡単に切り替えることができたりもする。

スマホとBlouetoothで接続しているので、電話がかかってきたときにそのまま集音器を使ってハンズフリーで通話したり音楽を聴いたりすることもできる。

通常の単純な集音器と違っていろいろな機能がついてて面白そうだったので、使わせてみてダメだったら引き取って自分でワイヤレスイヤホンとして使えばいいやってことで買ってみた。

発売当初は6万円とかしたみたいだけど、今は物凄く安く売られてたし。

返送した不良品の代替品はちゃんと充電できたので母親の所へ持っていって使い方を教えたりいろいろ調整したりしてみた。

これはアプリを使って色々やらなきゃいけなかったりオーストラリアの製品ってことでアプリにも英語が出てきたりするので、歳食った母親に自力でやらせるのは絶対に無理だし。

耳の聴こえ方の調査結果を見ると、歳食ってるので高音域が聴こえにくくなってるのは当然として中音域は右耳の聴こえが悪くなってる模様。

一通りざっと調整してみた時点ではイマイチかなって雰囲気だったけど、体温計のピピッていう音が聴こえるようになったとかテレビの音も聴こえやすくなったと後日LINEを送ってきたからそこそこ使えてるっぽい。