
普段使用しているドライヤーが壊れてしまった。
風呂上がりに使おうとしたら一瞬動かなくなったり焦げ臭いようなにおいがしたりしたので即スイッチを切ってコンセントを抜いて確認してみたら、コードの被覆が破けていて中の導線が顔を覗かせていた。
これは中で断線していて動かすとくっついたり離れたりするパターンだな。
このドライヤーは温風の温度は低めだけど大風量のもの。
代わりに使ったドライヤーは温風温度は高いけど風量が少なくて、いつものドライヤーに慣れていると頼りなく感じちゃう。
温度は低くても大風量の方が早く乾くし好みなのでさっさと直すことにした。
断線している部分でコードを切断して内部で繋ぎ直せばよかろうってことでバラしてみる。
ハンドル部分に栓みたいなものが2ヵ所ある。
精密ドライバーでこじって外してみたらネジの頭が顔を覗かせた。
ネジを外して、内装剥がしを使ってはめ込み部分を外してバラす。

はめ込み部分が外れにくくて、壊す覚悟で力を入れたら何とかバラせた。
コード抑えの部分のネジを外してさらにバラすとこんな感じ。

電源コードの一方はスイッチに、もう一方は絶縁チューブ内で他の線と接続されている。
この両方を一旦外して、損傷部分で切断したコードを接続し直す。
スイッチの部分のコードを外すためにはんだ吸い取り器を出してきた。
はんだごては通常30Wのものを使っているけど、今回は30Wでは熱量が足りないので60Wのものを使った。
はんだを溶かして吸い取って電源コードを外して、損傷した部分でカットした電源コードをはんだ付けして熱収縮チューブで絶縁。
熱収縮チューブはちょっと太めのものが必要だけど、いろいろな太さの物をストックしてあるので丁度良い太さののが使えた。
コードを止めているタイラップも元と同じ白い物を使ってみた。
作業中の写真を撮り忘れた…。
バラした状態のまま動作確認してOKだったので元に戻す。

パッと見は修理前と同じような状態。
ハンドルの部分を元に戻そうとしたら、一本のネジは効かなくてもう一本は奥まで入らなかった。
ネジの長さが違うのかと思ってネジを外して確認したら、長さは同じだったけど太さが微妙に違ってた。
こんなネジの太さをわざわざ変える必要は何も無いように思うんだけど…。
ネジを入れ替えてつけて、ネジ穴をふさぐ栓を戻して、最後の動作テストをして修理完了。
さっそく現役復帰させたけど、やっぱ大風量のドライヤーはいいな。
Posted at 2022/12/10 14:49:03 | |
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