
2.5mmの4極プラグを入手したと
今朝のブログに書いたけど、写真の右側二つが入手したもので、本体とカバーをバラした状態です。
左側のものは3.5mmの3極タイプ、普通のヘッドホンに使われているもの。
入手したものはプラグ径が1mm細く、根元部分がさらに分割されて4つの端子になってます。
これを接続するNM706iのヘッドセット端子について調査しなくてはいけません。
4極はGND、Mic、Audio-R、Audio-Lなんだけど、この各信号がどの端子に割り当てられているのかを調べる必要があるのです。
ネットで調べたところでは、2.5mmの4極プラグを採用しているPDAなどでは機種によって端子割り当てが異なるらしい。
プラグの先端から1,2,3,4とすると、こんな感じだそうな。
1 2 3 4
PDA-A G L R M
PDA-B M L R G
PDA-C M R L G
みごとにバラバラ。
ちなみに、普通のステレオヘッドホンは先端からL、R、GNDと決まってます。
これがものによってバラバラだと、音が出なかったり左右の音が入れ替わったりするわけだ。
NM706iはどうなのか調べてみると…。
普通に考えれば4番がGNDの可能性が高いし、Mic端子にはエレクトリックコンデンサーマイクへの電源供給用に電圧が出ているはず。
ということで、4番目をGNDと仮定して、残り3端子の間で電圧を測ってみます。
NM706iに4極プラグを差し込んで、ハンダ付け用の端子部分で電圧を測定すると、3番目に+2.5V出てました。
これで3番目がMic、4番目がGNDと考えてほぼ間違いなし。
次は1番目と2番目のどちらが左chでどちらが右chかを調べます。
NM706iで音楽を再生して、イヤホンやヘッドホンを1番目と2番目につないで、音を聞いて確認。
このとき大事なのは、左chと右chの違いがはっきり分かる音源を使用すること。
私は竹内まりあの元気を出してを使いました。
この曲の後半は、中央に竹内まりあ、左に薬師丸ひろ子、右に山下達郎の声が聞こえます。
1番目につないだものからは竹内まりあと薬師丸ひろ子が聞こえたので、こちらが左chですね。
当然、2番目につないだものからは竹内まりあと山下達郎が聞こえました。
ということで、NM706iの端子配置はプラグ先端からL,R,Mic,GNDということで、ネットで見つけた3つのPDAのいずれとも違う端子配置でした。
でも、普通のステレオヘッドホンの端子配置と比べると、NM706iのものが一番まともな端子配置と言える様な気がする。
この端子配列だと、3極タイプのプラグを差し込んじゃったときに2.5V出ているMic端子とGNDがショートするけど大丈夫なのかな。
恐らくショートしても問題無い様に内部電源とMic端子の間に抵抗が入っているんだろうな。
これでNM706iの端子配置が判明したので、2.5mmの4極プラグを使ったアダプターを作れます。
このアダプターはNM706iに3.5mmのステレオプラグの機器、例えば普通のヘッドホン、をつなぐことが出来るようにするためのものです。
長々と書いたけど、これを見たほとんどの人にとって訳ワカメの内容だったなm(__)m
Posted at 2009/02/07 21:03:07 | |
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