
先週末に
コルベット君のメンテをしたというブログを書いたけど、その中でちょっと触れたシートの補修のお話。
コルベット君のドライバーズシートの左側のサイドサポートのステッチがほつれている。
下糸が切れちゃったってんだろうな。
コルベット君がうちに来たときには既にほつれていたので、15年以上前からこの状態。
何かの拍子に引っ掛けたりすると酷くなるので早く補修しなきゃと思いつつも、シート表皮の裏側に手を入れなきゃならなくて大変そうなのでなかなか手を出せずにいた。
先日、シートバックとサイドサポートの隙間を広げてみたら、サイドサポートの表皮を簡単にめくることができることが分かった。
サイドサポートのウレタン材から表皮を剥がしてみたらこんな感じ。
ウレタンが2ヵ所ほど損傷していて、上側はかなり大きく痛んでいた。
この状態だとウレタンが邪魔で表皮裏に手を入れにくいので、ウレタンを金属フレームから外す。
金属フレームの表面にある黄色っぽい色のものはサイドサポート調整用のエアバッグ。
この状態でシートのスイッチを操作してみたけど、サイドサポートのエアバッグは膨らまなかった。
それっぽいスイッチが2つあるけど、どちらを操作してもランバーサポートが動いたし…。
そのうち取扱説明書で使い方を確認してみなきゃ。
とりあえず最初にウレタンの補修ってことで、接着剤をつけて固まるまでクリップで固定。
肝心のステッチの補修には糸を使うけど、我が家の裁縫箱にあった黒糸の残りが少なかったので100均で調達してきた。
番手の小さいものの方が糸が太いらしいので、在庫の中で最も番手の小さい物を選んでみた。
サイドサポートは乗り降りの際に力がかかったりするから、強度重視ってことで糸を2本取りで使って、チマチマと下糸の復活作業。
表皮の裏から針を刺すときは利き手ではない左手で作業しなきゃならなかったけど、作業自体は思ったより簡単で時間も大してかからなかった。
接着剤の固まったウレタンの仮止めクリップを外して、表皮を元に戻して補修完了。
よく見ると糸がガタガタだったりするけど、パッと見には分からないからこれで良し。
Posted at 2021/10/30 16:47:01 | |
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