
フランス娘のエンジンスペックは、0.9L 直3 Tourbo、92ps/5500rpm、13.8kg・m/2500rpm。
以前乗ってたパッソ君のエンジンスペックは、1.3L、直4 NA 92ps/6000rpm、12.5kg・m/4400rpm。
排気量は2/3になったけど最大出力は同じ。
トルクは最大値が大きくなっているだけでなく、その発生回転数が大幅に低くなってる。
フランス娘を買う前にこのスペックを見て、パッソ君より中速域のトルクが太くて乗りやすいんだろうなと思ってた。
でも、上まで回したときは特に変わりはないだろうと。
実際にフランス娘に乗ってみると、中速域は思った通りトルクが太くて楽ちん。
パッソ君のすぐにシフトアップしたがる4速トルコンと違ってフランス娘の6速DCTは低いギアをキープしたがるので、山道ではトルクの太さと相まってすごく楽。
パッソ君は山を登るときに2速レンジにしないとトロ過ぎてどうにもならなかったけど、フランス娘はドライブモードのままDCT任せでOK。
この辺りは排気量が2/3になったとは思えないほど良くなってる。
一方で、上まで回したときは予想と違った。
フランス娘の慣らしを終えて、
レー探をタコメーターモードにしてエンジン回転数を確認しながらマニュアルモードで山を登ってみたら、5000rpmを超えたあたりのパワー感を感じなくて、シフトアップさせて下の回転域を使った方がかえって良い感じだった。
パッソ君の方は、イメージと違ってレブリミッターに当たるまで意外と気持ち良く回ってた。
上の方はフランス娘もパッソ君も大して違わないだろうと思ったたんだけどな。
最近、Motor-Fan.jpの『
ルノー・トゥインゴのメカニズムを徹底解説!「RRという革新的パッケージングの真相」』というWebページでトゥインゴ3のエンジン性能曲線を見っけた。
トルクは2500rpmのピークを3500rpm辺りまでキープして、その後徐々に下がって5000rpm辺りで降下率が大きくなっている。
パワーは5000rpm辺りで頭打ちとなって、5500rpm辺りから落ちている。
中速域のトルクの太さと5000rpmからのパワーの頭打ち&低下は体感通りの特性って感じ。
この感じだと、フランス娘はマニュアルモードは使わずにDCT任せで良いかなって気がする。
マニュアルモードを使うにしても、レー探タコメーターで5000rpmでシフトアップかな。
レー探はタコメーターはレスポンスが悪いから、5000rpmでシフトアップしても実際にはもうちょっと回ってるし。
そういえば、エンジン性能曲線ってあまり見かけないな。
昔々、バイクに乗ってた頃はカタログの裏表紙にスペックと共にエンジン性能曲線が載ってるのをよく見たけど、車のカタログでエンジン性能曲線って見ない気がする。
まぁ普通の人が気にするのは最大出力値だけだったりするんだろうな。
Posted at 2021/12/05 12:35:38 | |
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