ロックライト　いいと思うよ

できたよ、

サイドギアの山を反時計回りの角をＣ1で削った。

これを左右のサイドギアに施した。

これで裏ドラスタンドで確認すると、素組みの状態ではシャフトが右回転でカチカチ、左回転で反対側がカチカチなんだけど。

そのシャフト側左右カチカチになった。

素組みの状態では左右がデフに向かって右回転でフリーになりやすい状態である。

つまり右に曲がるには問題無く回転差を吸収できるが左曲がりだと、プレッシャーリングの加工の性質上噛み合いが強くフリーになりにくく、ジャダーを起こしたりデフロック状態になりタイヤが鳴く。

＞ロックライトの作動

これについて悩んだけど解りました。

直進状態はピニオンシャフトがプレッシャーリングを押し開きサイドギアに噛み合い駆動が伝わる。

問題の曲がっているときの作動は・・・

まあ、いつものように曲がっているとどうも車速が遅くなっている。

コーナーが終わると「グン」と車が前に出る。

つまり曲がっている最中は駆動を受け持っているのはアウト側（外側）のタイヤです。

なぜ内側のタイヤが駆動がかからないかと言うと。

ピニオンシャフトのスピードにイン側（内輪）サイドギアとプレッシャーリングのスピードが勝つからです。

スピードが勝つと言うことはピニオンシャフトの押し広げる力が弱くなるので噛み合いが弱くなり

山を乗り越える。無論内輪は進む距離が外輪より短いのでバック方向にサイドギアの山がずれます。

順番であらわすと

①　内輪側のシャフトの圧力が弱くなる
②　サイドギアにプレッシャーリングが載り上がる
③　１山バックしかみ合う　

③のかみ合った瞬間、コーナーのＲ度やアクセルのふみ加減で３の瞬間「グン」と加速する時もあるよ。


ロックライトにして改めて解ったことはディファレンシャルギアの役割のすごさがわかったよ。

デフはたとえば５の状態で直進していた

5の状態で曲がるとき、内輪が２だったら外輪は８になる。

つまり内輪の回転が減った時余った分を外輪に渡している。

ロックライトは５の時は外輪は５である。


まあ、当たっているか解らないけど

デフの慣らしをかねて近場の峠に行ったよ

最初はロックライトの様子を見ながら流す。

コーナー中意地悪にアクセルを踏んだり離したりを繰り返す。

大丈夫そうだ、Ｕターンして戻る

入り口まで戻った、Ｕターンし眠い目をこすりながらやや本気で走る。

なかなか走りやすいよ、プッシュアンダーも出ないし。

ＬＳＤのようなやんちゃさは無いけどグングンいけるよ

無論空転もないし、雨の日の通勤峠もＬＳＤやデフロックみたいに勝手にチョコドリの億劫さも無い。

「パキ」はたまに鳴るけど、ロックライトの状態のバロメーターは街乗りコーナー中の癖の良し悪しでしょうか。

感想はＬＳＤやデフロックのドリフトの面白さは無いけど、とても扱いやすく気に入ったよ！


とうげをまあまあ踏んで楽しんだけど油温が・・・しかも夜だし
これが夏だと・・・

次はオイルクーラーですね