EDFC Active Pro セッティング その2
| 目的 |
修理・故障・メンテナンス |
| 作業 |
DIY |
| 難易度 |
 初級 |
| 作業時間 |
30分以内 |
1
「EDFC Active Pro セッティング その1」に続いてその2です。
今回はプリセットされているセッティングについて説明+αを。
これらの4枚の写真はマニュアルにあるプリセットされている数値の表です。
まず1つ目は、基準段数となるマニュアルモードのプリセット数値です。
この「基準段数」というのは、言い換えるとこの段数が一番柔らかい設定値となり、ここから状況に応じて硬くなったり、戻ったりします。
この「基準段数」という言葉の説明もわかりにくく最初は???でした。
そしてさらに。このプリセット値は、はっきり言って、全く使い物にならないです。
前後それぞれ4つの値があるのですが、
少なくとも上下の値2つは、ありえない。もうその乗り心地ときたら、笑ってしまうほどのもので、そのうち、車酔いするか、首か腰を痛めてしまいそう。。。
セッティングの第1段階は、この基準段数を探すことだと思います。
何からすればいいのかという手順の類は一切マニュアルには記載がありません。
2
2つ目の表は、加減速Gによる減衰の調整のプリセット値です。
たとえば、加速Gが0.25Gの時は、
フロントを基準段数より4段分硬くし、
リアを8段分硬くします。
あるいは、減速Gが0.25Gの時は、
フロントを基準段数より8段分硬くし、
リアを4段分硬くします。
さらにややこしいことにGAモードとGLモードがあり、GAモードの場合は、
設定したGの値を検知した時に、設定した変化をしますが、GLモードの場合は、その間の数値でも変化をするというものです。
例えば、加速Gは5段階設定できますが、1つ目に0.15G、2つ目に0.25Gとするとその間の0.20Gを感知した時は、
その中間の減衰変化をするので、より滑らかな変化をするというモードです。
私は当然?GLモードにしています。
GAモードが必要な場面は公道での走行では私はイメージできません。
しかし、これも果たしてほんとに正解なのか、
その指針となる記載が全くありません。
3
3つ目は旋回G(左右G)に対する減衰調整のプリセット値です。
表の見方は加減速Gと同じです。
また、GAモードとGLモードがあります。
それぞれに選べますので、加減速をGAモードで旋回をGLモードにという設定もできます。
しかし、それも私には想定できないので、これもGLモードを選んでいます。
この旋回Gによるセッティングは、一番苦労した部分です。
たとえば、旋回Gが0.25Gの場合、フロントのIN側が4段硬く、OUT側が8段硬く、リアのIN側が4段硬く、OUT側が8段硬くとなっているので、
なるほどフロント、リアともにOUT側を4段硬くするんだとここまでは簡単に理解できるのですが、
0.35Gになると、IN側は変化せず、OUT側だけさらに硬くなっています。
どうして???
こういった疑問が次々と現れ、どこからどのように値を変えれば、自分好みのセッティングができるのか。。。
設定値を変え、自分好みのセッティングを作りだす過程は、
結局のところ、様々な状況に応じた
「前後左右のバランスを取る」ことであり、それが一番難しいところだと思います。
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4つ目はGPS感知による速度による制御のプリセット値の表です。
この速度感知のGPSキットはオプションになっていますので、EDFC Active Pro を注文すると通常はコントローラーキットとモーターキットだけになりますので、速度Gによる減衰調整がしたい場合はこのGPSキットが必要です。
さらにドライバーキットを追加すると
伸縮別調整にも対応します。
そして、これにはSAモードとSLモードがあります。GAモード、GLモードの速度版です。
これも私は中間値でも変化し、滑らかな制御モードのSLモードにしています。
このプリセット値は、40km/h の時は4段分硬くするというものですので、
一見、一番理解しやすいものですが、
これまでの私のセッティングの道のりでは、最初の大きな「壁」でした。
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サーキットのように路面が均一であれば話は単純なのですが、
私たちが走る路面は、うねりやでこぼこ、舗装の剥がれ、高架道路の継ぎ目、山間部国道などによくあるトンネル内のコンクリート舗装などなど、悪条件だらけです。
60km/hで走行中、あるいはそれ以上の速度で走行中にそれらの悪条件に出会うのは、極めて日常のことで、このプリセット値だと60km/hで8段分も硬くなることになります。
さらにそれがほんの少しアクセルを
踏んだ0.15G程度の加速でも、
フロント4段、リア8段も硬くなるので、合わせて、フロント12段、リア16段硬くなります。
そしてそれが旋回中だとさらに硬くなります。
結果として、60km/hという普通の速度でのんびり走行して少しアクセル踏んだ時に、いきなりガツーンと脳天にまで響くような衝撃に見舞われることに。
プリセット値の自動調整では、
確かに加減速時や旋回時の車の姿勢は
安定したけれど、
不快な場面が多すぎてダメだと同乗者である家内からも、たびたびダメ出しをされました。
その3に続く
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