634 の謎

建築基準法関係では、
たとえば、アンテナ・避雷針などの屋上突出物は「軽微な建築設備」とよばれ、当該建築物の高さに算入しない
らしい
https://tokyokenchikushikai.or.jp/jigyo_event/h7.05.22_tsuchi.pdf
我が家のマンションも、屋上にエレベーター機械室や避雷針・アンテナなどが乗っているが、何れも高さに含まないらしい

さて、東京スカイツリーの、634m はいったいどこからどこまでなのか？
ネット検索で、スカイツリーの側面図を探すと2種類の資料が出てきた

説①「避雷針」の先
出展：個人のブログだろうか？
https://musen.server-shared.com/SINBASIRA-Midasi.html

Sample という透かしが入っている事から、あまり由緒正しい出典ではない気がする
634mは、ゲイン塔の頂上に立つ「避雷針」の先だとされている


我が家からの撮影だと、避雷針は写らない
OM-D のハイレゾショットのトリミング


説②「航空障害灯・制振装置」の上
出展：外国人観光客向けの下記サイト
https://feature.veltra.com/en/promotion/asia/japan/skytree/
https://feature.veltra.com/en/promotion/asia/japan/skytree/img/floors.jpg

そして見つけた 決定打と思われる、大林組のwebページ
https://www.obayashi.co.jp/news/detail/skytreedetail10_20101125_1.html

屋根の上には避雷針があり、その頂部がタワー最高点の634mとなります。
とのこと
遠くから見えているテッペンよりも、更に1.5m程度上に、634m が有るらしい

実物大避雷針の見本
https://twitter.com/ariyoshihiroiki/status/572588294808076288



で、我が家からは、足元の見えないスカイツリーだが、全体像のどの程度までが見えて居るのか
画像比較で調査してみた


↑Tokyo-skytree 比較

どうせ下の方は見えてないだろうと思っていたが、
予想外に下の方まで見えていることがわかった
例の、市川のアイ・リンクタウンでは

さすがに、近くて高い事だけあって基礎の方まで良く見えている