2009年10月22日
キャブの選定にあたり、下記のような算式があるのは知っていましたが、特に何も疑わずにノーチェックでした。
下記は、某キャブパーツ屋さんからの抜粋した内容です。
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■キャブレターサイズの選定
キャブレターのサイズはエンジンが同容積であっても、エアクリーナーの空気抵抗、インテークマニホールドの形状、吸排気のカムの形状等に各々違いがあり、理論的に算出するには困難な要素が多く含まれております。
目安として、三国工業では次のような公式をPHHのマニュアルの中に示している。
D:キャブ口径(mm)、
C:気筒容量(1気筒あたり)(cm3)、
N:最高出力回転数/(1000rpm)、
d:アウターベンチュリー径(mm)、
これを平たく書くと、D=0.82 √(C x N x 0.001)
d=0.65 √(C x N x 0.001)
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L28 6気筒2750ccで最高出力回転数が7000rpmである。
とすると、
D=0.82 x √(458x7000x0.001)≒46
d=0.65 x √(458x7000x0.001)≒37となり、
チュ-ニング内容にもよりますが、SOLEX44φでアウターベンチュリーは37φを目安に選定されます。
今まで、O/V34φでいいところ6000回転ぐらい、気持ちよく吹けるのが5500回転、振動と加速を我慢すれば6500~7000回転程度は勢いで回るって感じです。
上記のアウターベンチュリーサイズ(d)より34φでの回転数を計算すると
N=(34÷(0.65×(√(458×0.001))の2乗
N≒6000回転
なるほど。なかなか式にあっている感じですね。
ほぼノーマルの私のエンジンでは、、ローカム(70度カム、一般的な度数の呼び方は、これを4倍になります。)がついているとはいえ、ハードパーツを組んでいないので上限7000回転(ノーマルレッドゾーンが6000回転なので+1000回転ぐらいは、個人的には、許容範囲だと思っています。)とすればO/V37φになるという事ですね。
通りで、上の振動が大きくて、しかも回らないというのは、吸入制限していた事になってました。
O/V37φだと、吸入制限も緩和されるので、振動も少なくなり、7000回転まで、気持ちよく回るかなと期待したいですね。
といってもO/V37φが手元にはないんですが。。。(^_^;)
Posted at 2009/10/22 17:59:49 | |
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キャブ | 日記