ハンドブレーキワイヤー交換

ある日突然、ハンドブレーキの動きが渋くなりました。
効きもかなり悪化してきたので色々と調べた結果
キャリパーでなくワイヤーが悪い様だというのが分かりました。
早速、部品を注文して作業します。


先ずはコンソールを外します。

前２つ、後ろ１つのドリンクホルダーカバーをめくって
10ミリボルトを外し…

画像の様に、ハンドブレーキにあるカバーを外したら
また10ミリのボルトが見えるので、
それも外せばコンソール取れます。

汚いですね…
このあとしっかりキレイにしました。
500円が何枚かあってラッキーです。きっと落としたんでしょうが…

ワイヤーも緩めるので、あらかじめハンドブレーキ側を緩めておきます。

キャリパー連動タイプだと、
ここでしか調整は出来ません。
ドラムタイプならブレーキ本体でも調整できるのですが…

パットの性能で効きが変わるわけです。
明らかなコストダウンですね。

10ミリのナットです。

次に、ワイヤーを止めてる金具を外していきます。

ABSセンサもついています。はめ込んであるだけですので
気をつけて外します。

そうするとワイヤーのストレスが取れてスムーズにいくようです。

出来たら、室内のワイヤーを外します。

ワイヤーを切り欠きまで持ってきて
上に抜くだけですが、
ワイヤーの長さがギリギリなので、かなり苦労しました。

ということは、取り付けるときもかなりの力技で行う
こととなり、苦労することになります。

こちらはリヤブレーキ側です。
画像右下の銀色になっているのがワイヤーです。
既に室内のワイヤーは外れていますので、引っ張ればかなり伸びてきます。

日本車はピンで留めてあるみたいですが、
さすがは欧州生まれ。
ピンなぞありませんでした。
これも抜き取り、
あとはワイヤーを抜き取ります。

※車体についているゴムは外さず、シリコンスプレーかけて抜き入れした方がいいです。
次、絶対つきませんから泣

あと、抜く前に室内のカーペットを部分的に剥がし、
ワイヤー止めの金具も緩めなければ抜けてきてくれません。
その2で載せときます。

このおかげで時間とられました…

調べてみると古い方のワイヤーはかなり動きが悪かったです。
また、ワイヤーに曲がりグセがついていました。
中で錆びているせいかもしれません。
そうなった原因は、リヤキャリパー側の
ワイヤー保護のゴムが取れていたからだと思います。

皆さんのも点検を！
車検前の自己整備ではついていたので
いつ外れたか分かりませんが、自分の車はあっという間に錆びました…

こんなにひしゃげていたのが…

ここまで復活しました！