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kamekの愛車 [三菱 ランサーエボリューションIX_MR]
リチウムイオンバッテリー 考察
6
☆ ⑥低温特性と冬場の運用について  ☆<br />
<br />
◼︎氷点下の始動性と実測値<br />
開幕戦1週間前にバッテリーをSHORAIに戻しました。<br />
もてぎの氷点下の気温の中、始動性を確認しました。<br />
※電圧は車内デジタル電圧計で確認<br />
<br />
・2019.2.23 東京出発時 <br />
時間 4:30<br />
気温 6℃<br />
電圧 13.2v<br />
※クランキング開始と同時にエンジン始動<br />
<br />
・2019.2.24 ツインリンク内ホテルから出発<br />
時間 6:10<br />
気温 -3℃<br />
電圧 12.6v<br />
※始動性は冬場の鉛バッテリーと同等。<br />
前日に使用していれば、氷点下でも始動性に問題なし。<br />
<br />
<br />
色々な条件で計測した結果を踏まえ、LFX24の低温特性をまとめると。<br />
<br />
◼︎氷点下で電圧が下がる<br />
・気温5℃程度なら電圧降下は見られないが、0℃以下で電圧降下が見られる。(放置した時間、気温に比例)<br />
・低温下で放置するとセル内部の内部抵抗がゆっくりと上がっていくが、たとえ氷点下でも前回使用から20時間程度なら鉛バッテリーと変わらないレベルの始動性を保つ。<br />
<br />
◼︎5℃以下が続くと不活性化する<br />
前回使用から200時間以上経つと内部抵抗がピークに達し取り出せる電流も小さくなる。(不活性化する)<br />
不活性化する気温の目安は、LFX24で最低気温0℃以下、最高気温5℃以下。<br />
不活性状態を判断するには電圧ではなく、電気が流れている際の電流(内部抵抗値)を計る必要がある。<br />
また、不活性状態で暗電流による電力消費は厳禁!(放電終止電圧に達する速度が早い)<br />
<br />
◼︎始動時に活性化が必要<br />
一旦、不活性化すると始動性が極端に落ちます。<br />
その場合、以下のいずれかの方法で活性化させます。<br />
・バッテリーの温度を上げる。(10℃以上で2時間)<br />
・バッテリーに電気を流す。(充電、または、電気を使用する)<br />
ある程度の電力を使用すると2、3分後に内部抵抗値が下がり、取り出せる電流が大きくなる。また、電圧も上がる。(いわゆる活性化の儀式)<br />
例えば、セル5回(始動失敗)→1分待ち→再始動を繰り返せば、2、3回目にはかかる。<br />
バッテリー負荷が心配なら、ライトを点けて60秒待ち(13.2v→12.6vに低下)、消して30秒待ち(13.2vに戻る)、始動、などでも良い。<br />
<br />
◼︎容量と低温特性の関係性<br />
ALIANTのX6を試す機会がありましたが、SHORAIより低温特性が高かったです。(不活性化しにくい)<br />
ちなみに容量と低温特性は比例します。<br />
冬場も使用するならLFX36や他メーカーの20Ah程度のモデルにした方が良さそうです。<br />
<br />
◼︎まとめ<br />
・LFX24でも前日使っていれば、当日氷点下でも始動は問題なし。(出先の会場で始動困難になることはまず無い)<br />
また都内で日差しがある駐車場や屋内ガレージなら、まず不活性化しない。<br />
・特性上の話として、低容量ほど不活性化しやすい。キルしないと不活性化しやすい。<br />
なので、12月〜2月末くらいは、週一の使用頻度でも使用後に毎回キルした方が良い。
☆ ⑥低温特性と冬場の運用について ☆

◼︎氷点下の始動性と実測値
開幕戦1週間前にバッテリーをSHORAIに戻しました。
もてぎの氷点下の気温の中、始動性を確認しました。
※電圧は車内デジタル電圧計で確認

・2019.2.23 東京出発時
時間 4:30
気温 6℃
電圧 13.2v
※クランキング開始と同時にエンジン始動

・2019.2.24 ツインリンク内ホテルから出発
時間 6:10
気温 -3℃
電圧 12.6v
※始動性は冬場の鉛バッテリーと同等。
前日に使用していれば、氷点下でも始動性に問題なし。


色々な条件で計測した結果を踏まえ、LFX24の低温特性をまとめると。

◼︎氷点下で電圧が下がる
・気温5℃程度なら電圧降下は見られないが、0℃以下で電圧降下が見られる。(放置した時間、気温に比例)
・低温下で放置するとセル内部の内部抵抗がゆっくりと上がっていくが、たとえ氷点下でも前回使用から20時間程度なら鉛バッテリーと変わらないレベルの始動性を保つ。

◼︎5℃以下が続くと不活性化する
前回使用から200時間以上経つと内部抵抗がピークに達し取り出せる電流も小さくなる。(不活性化する)
不活性化する気温の目安は、LFX24で最低気温0℃以下、最高気温5℃以下。
不活性状態を判断するには電圧ではなく、電気が流れている際の電流(内部抵抗値)を計る必要がある。
また、不活性状態で暗電流による電力消費は厳禁!(放電終止電圧に達する速度が早い)

◼︎始動時に活性化が必要
一旦、不活性化すると始動性が極端に落ちます。
その場合、以下のいずれかの方法で活性化させます。
・バッテリーの温度を上げる。(10℃以上で2時間)
・バッテリーに電気を流す。(充電、または、電気を使用する)
ある程度の電力を使用すると2、3分後に内部抵抗値が下がり、取り出せる電流が大きくなる。また、電圧も上がる。(いわゆる活性化の儀式)
例えば、セル5回(始動失敗)→1分待ち→再始動を繰り返せば、2、3回目にはかかる。
バッテリー負荷が心配なら、ライトを点けて60秒待ち(13.2v→12.6vに低下)、消して30秒待ち(13.2vに戻る)、始動、などでも良い。

◼︎容量と低温特性の関係性
ALIANTのX6を試す機会がありましたが、SHORAIより低温特性が高かったです。(不活性化しにくい)
ちなみに容量と低温特性は比例します。
冬場も使用するならLFX36や他メーカーの20Ah程度のモデルにした方が良さそうです。

◼︎まとめ
・LFX24でも前日使っていれば、当日氷点下でも始動は問題なし。(出先の会場で始動困難になることはまず無い)
また都内で日差しがある駐車場や屋内ガレージなら、まず不活性化しない。
・特性上の話として、低容量ほど不活性化しやすい。キルしないと不活性化しやすい。
なので、12月〜2月末くらいは、週一の使用頻度でも使用後に毎回キルした方が良い。
カテゴリ : 電装系 > バッテリー > バッテリー交換
目的修理・故障・メンテナンス
作業DIY
難易度
作業時間30分以内
作業日 : 2018年05月19日

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