2024年05月08日
自動車税通知で色々思うこと
今年も自動車税の通知がきました。BMW435i GCを売却契約したのが3月末ということで私の方に前車の納税通知がきますが、今年度の自動車税は買取業者さん負担となるので支払い義務はありません。どうしても4月頭に車を使いたかったので引き渡しは4月に入ってからでしたが、私が利用したユーカーパックでは売買契約が3月中だとこのような形態になるようです。
毎年GWが明けると連休ボケと共にこの自動車税の通知がきて憂鬱な気分になりますが、東京都は購入した年から6年間(正確には購入年と翌年度から5年間)は免税になるので気楽なものです。確か愛知県も同じような感じでしたね。東京、愛知以外は免税ではありませんが、1万前後の納付で済むはず、多分。
補助金や税金(重量税、自動車税)のことを考えると東京都で一軒家の方はPHEVはかなりお得です。実は車の選定過程でこれらの施策全般を初めて把握したので、気持ち的には大分PHEV購入の後押しになりました。
このEVやPHEVの自動車税を最大6年間免除する措置は2025年度末まで延長と以前の記事で出ていたことから、再延長の可能性もあるかと思いますがPHEV買う予定があるなら来年度中に購入したほうがBetterかもしれないですね。
しかし・・・私自身が減税、免税の恩恵には与りつつも色々と疑問に思うことはあります。この制度自体が「30年までに都内の新車販売で非ガソリン車の割合を100%にする」という無謀ともいえる目標に基づいて設定されていたり、「乗用車の新車販売台数に占めるZEVの割合50%」という途方もない目標も同時に掲げていることです。
東京都の基準によるとこのZEVの枠組みにEV/PHEV/FCVは含まれ、HVは含まれないとのことですので、これを根拠にPHEVも免税対象になっているんだと思いますが、これは日本全体でHV含んでやっと50%超えた現況(2023年実績)考えると相当厳しいですよね。
もう少し実際の環境負荷(実燃費、生産時のCO2排出、リサイクルシステムの運用状況)に応じて減税の配分変えた方が健全のような気もします。HEVの中には驚異的な燃費を誇るモデルが日本車には多いですからねぇ。
またBEVに関しては多くの海外メーカーが電池のリサイクルシステムを確立していない(=環境負荷が高い)現状を考えると、これらのメーカーに有利になるような施策は早急に見直すべきだと思いますね。この点、トヨタや日産は一部リサイクルが運用にのっているようです。
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NX450h+ | 日記
Posted at
2024/05/08 22:43:18
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