ディスクの鳴き止め剤を塗布
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
1時間以内 |
1
作業をやったのは1月初旬です。
自分のロードスターはブレーキ鳴きが酷いのですが1/13に娘と一緒にPerfumeライブに参戦するのでブレーキ鳴きを抑える作業をやってみました。
使ったのはSUMIKOのディスク鳴き止め剤です。
2
まずパッドを外します。
ピンをピンポンチを使ってピンを抜いていきます。
3
外したパッドです。
同じところに同じパッドを入れる為にわかるようにしておきます。
4
パッドの鳴き止め剤はパッドを外さないでスプレーするようになってますが
対向4ポットキャリパーは構造上無理なのでブレーキパッドを外して行います。
また片押しキャリパーでもパッドを外して作業したほうがいいと思います。
パッドの鳴き止め剤は
パッドがキャリパー、キャリパー固定の板バネなどに接触する部分すべてに塗布していきます。
ただパッドとローターが当たる部分には鳴き止め剤が付着しないようにマスキングをして塗布しました。
またピストンとパッドが接触するところにワコーズのスレッドコンパウンドを塗布してあります。
スレッドコンパウンドはブレーキグリスの上位互換でブレーキラバーグリスがあればそれで充分です。
5
パッドは今まで使ってた物を使うのでキャリパーピストンを戻さなくても大丈夫です。
ただ作業性を考えてピストンは戻しちゃいます。
対向4ポットキャリパーはピストン戻しツールがあったほうが絶対楽です。
片押しキャリパーでもウォーターポンププライヤーでもピストンを戻せますが、こういうSSTを使ったほうがスマートだと思います。
6
ピストンを戻すと行き場のなくなったブレーキフルードがマスターシリンダーに戻るので
溢れないように注意が必要です。
溢れそうになったらスポイトとかで吸い取ります。
ピストンを戻す作業を行ったら
パッドなどを取り付けて作業が終わった後にブレーキペダルを何回か踏んでピストンとパッドの位置を適正な位置にしておきます。
この時にマスターシリンダーのリザーバータンクの液面が下がるので補給しておきます。
この作業をやらずに車をジャッキから降ろして車を動かすとブレーキが利かなくなります。
ブレーキにかかわる作業は比較的簡単ですがミスがあると大惨事になるのでちゃんと正しい知識を持って作業してください。
7
板バネと板バネが接触するピンにも
鳴き止め剤を塗布します。
茶色い板バネにたいしてグレーになっている所が鳴き止め剤を塗布したところです。
パッドの側面にも塗布してあります。
8
仕上りはこんな感じになってます。
もともとパッドはエンドレスタイプRで青いのですが
鳴き止め剤も青にちかいグレー?です。
で、効果ですが作業をしてからしばらくたってますが、あれだけ鳴いていたブレーキがすっかり静かになっています。
これでサーキットを走って熱が入ったらどうなるかはいまだ不明ですが
街乗りでのパッド鳴きは亡くなりました。
スポーツパッドを入れてブレーキ鳴きに悩んでいる人は試してみる価値はあると思います。
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