マフラー沼に再びズブズブと。。。~神マフラー(サンダンス ボマー)と御対面~
目的
チューニング・カスタム
作業
DIY
難易度
初級
作業時間
3時間以内
1
令和4年(2022年)6月。。。
夏休みをいただいていた24日の話です。
嫁が買い物に出かけている隙に、営業所止めにしていたブツを引き取って来ました。
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天気が良ければカブ太君のリアボックスの上に括り付けて引き取って来ようと思ってましたが、画像のとおりの大物でしたのでカブ太君では無理でしたね~(汗)
重量も偏ってますんで無理したら危なかったですもん。
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嫁が買い物から帰って来て一息ついたのを見計らい、ちょいと車庫で作業してくる~と声を掛け、ゆっくりとブツと御対面です。
フルエキ(エキゾーストパイプとサイレンサーが連結している)タイプのマフラーですよ~
そう、サンダンス(SUNDANCE)のボマー(BOMBER)です!!
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サンダンスと言えば、所さんの番組でも良く話題になったり、実際にZAKこと柴崎さんが出演したりとハーレー界では知る人ぞ知るであり、海外でも著名なZAKさんが経営しているショップです。
そこの人気商品でもあり、常に品薄状態なのがこのボマーなんです。
買いたくても買えないというほぼ予約商品化してますよね~
もちろん、理論と性能に裏付けられたマフラーですし、その分とても手が掛かっているため、中々なプライスになっています。
このEVO-FLST用だと121,000円になってます。
因みに材質はオールステンレスになりますので、硬質で重量がある分、重低音が半端ないとのこと。
何せ、サンダンスさんのホームページ内の商品説明にあるとおり、大型プロペラ爆撃機(ボマー)を彷彿させる独特の排気音。。。
と表現されていることからも、只のやかましいだけの騒音マフラーとは一線を画しているのがわかります。
いずれ、オリジナルマッピングの点火系(ツインテック1005のサンダンスバージョン)やサンダンスFCRキャブほかのチューニングパーツと併せてパフォーマンスアップを図るマフラーシステムなので、パワーアップするための抜けの良さと排圧との相関をしっかりと考慮したマフラーでしょうから期待大なんです。
それにね。。。その中でも、中古とはいえ特注の耐熱ブラック塗装モデルなので益々新品では手が出せないマフラーなんですよね~
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もちろん、中古ですしそれなりに傷物です(爆)
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迫力な見た目は、やはりエキパイのメインパイプが太くなっているんだなと。
でも、この太さが取り付けにくさにも繋がることになるのを後から知る羽目に(汗)
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ガリ傷は覚悟の上です。
車格に合ったルックスも考えている分、地上高が低くなり、どうしてもサイレンサー後部がヒットするみたいです。
ガッツリといってますね。。。
何シーズンか乗ってみて気に入るようなら、改めて耐熱ブラック塗装を発注しようかと思っています。
素地調整から外注でお願いするつもりなんで、当分この状態で乗り続けてみます。
素材が重厚なSUSなので錆びにくいですからね。
さて。。。もうマフラー沼から脱したつもりでいましたが。。。
無理だったみたいで(汗)
何せこのマフラー、ヤフオク!での落札価格は5諭吉!!
(着払い送料別)ま~ね~週末の限定クーポンが使えることを見越して入札していたので、4,000円分のクーポン込みの支払価格は46,000円となります。
それが高いか安いかは落札者の満足度で変わりますけどね。
いずれ、何故最終形態と考えていた独立エキパイでの左右2本出しシステムを捨ててまで片側2本出しにしたのか。。。
それは現在取り付けている独立エキパイの構造的な疑問や、モーターステージのブラスマフラーへの疑問に対して自分なりの回答がこれだったということになります。
それに、やっぱり音質と音量もでしょうね~
不満ではありませんでしたが、重低音にプラスしある程度弾けるような音質はサイレンサーの容積に合わせたグラスウール容量のバランスになります。
そこにインナーサイレンサーの穴の数と穴径(標準φ6に対しφ10)で弾ける感じの音質と音量が合わさってくるのがモーターステージの特徴になります。
籠らない重低音にはとても好感が持てましたが、重低音の音量はもう一つ寂しさがありました。
最高だな~と感じる音量と音質は結構負荷を掛けないと味わえないのも残念ではありました。
が、一番は、後ろバンクから渦巻くエキパイが更に後方のエキパイに接続する部分が単に挿し込んであるだけってのがどうにも心持ちません。
サイレンサーの脱着時に挿し込んあるエキパイが抜けてしまうことから、ステーを自作して抜けにくく工夫したりしましたが、絶対ではありませんし、走行時の振動で挿し込み部にズレや動きが出る可能性もあります。
サイレンサー自体も、後からインナーサイレンサーを交換できるようボルト留めしているんですが、そこから排気漏れを起こします。
また、サイレンサーの挿し込み口にあるカラーの割れ部分からも盛大に排気漏れしましたしね~
おかげで燃調がズレ(混合気が薄い)てくしゃみが出ていました。
これは、エキパイ側の精度もあるかもしれません。
パイプの肉厚が薄く、締め込むとエキパイが歪みますんで。
国内のショップパーツのため手軽に購入できる分、妥協はしていましたが、性能に影響したり、メッキが薄いために装着後直ぐに艶がなくなったりと、評判通りのショップなのかな~と思ったのもあります。
ブラスマフラーと銘打った割にはカタログで表現されているような音質の変化が良くわからないなど疑問点もありました。
そもそもが傷物のシガーマフラーであり、繋ぎ的な考えでした。
色々と模索しながら最終形のサイレンサーに交換するかな~なんて思っていましたし。。。
今回の排ガス漏れをつぶす際に液体ガスケットを使いましたが、そこからですかね~仕事のストレスも重なり思い切って新しいサイレンサーを購入しようかな~なんて思い始めたのは。
その時はサンダンス ボマーなんて全く考えもしませんでした。
エキパイはそのまま左右2本出しのまま使うつもりでしたんで、何処に重きを置くかだけ考え、重低音重視のサイレンサーを候補に情報収集し、結局、以前使っていたKERKER(カーカー)のサイレンサーで、インナーバッフルもMIKUNI(ミクニ)P.A.Tの筒抜けレーシングバッフルにしようかな~なんてヤフオク!等を物色しましたし、中古のKERKER in MIKUNIバッフルに入札をしたりと頑張りましたがどうしても最後に競り負けてしまいまして。。。
色々と考えましたよ~
重低音だけならかえってMIKUNIバッフルではなく、日本向けのインナーチューブ入りのバッフルで十分と理解し、改めて物色しましたが、何度か競り負けましたけどね。
でも、今では競り負けて良かったな~と思ってますけどね(爆)
色々と調べていると、KERKERよりも重低音でめちゃくちゃ評価が高いのが今回手に入れたサンダンス ボマーでした。
でもね~前段でも書きましたがスタイルが全く変わります(汗)
左右2本出しだと車検時でも手持ちのHD純正マフラーに交換できます。
サンダンス ボマーだと、フルエキなのでサイレンサーの交換が不可になります。
じゃ~車検時は???
エキパイ毎、別の物に交換しなければなりません。
いや~正直悩みましたよ~
でもね。。。KERKERの少々籠った感じの重低音ではなく、しっかりと歯切れが良い重低音が響く。。。との評判に負けました(爆)
そりゃ~相当な『爆音』であるとの評判も少なくなく、正直悩みました。
アイドリング時は重厚な重低音でやかましくはなくジェントルだ、とかアクセル開けた途端に豹変するとか悩ましい評判もあります。
いずれ、今までこのエボクラ君に使って来たマフラーの中で、自分の中で音量&音質でベストだったのが、スクリーミンイーグルⅡでした。
純正エキパイに使うスリップオンサイレンサーだったことから、見た目にどうしても納得ができず手放しましたが。。。
前側バンクからのサイレンサーが足元にあることで、リアルに『良音』を味わうことが片側2本出しマフラーのメリットであると考えると、左右2本出しでより後方で奏でるため、実際の音よりも低く聞こえてしまう今までのタイプよりもボマーの方がメリットが大きいかな~なんて思うようになりましたし、ボマーのサイレンサーって前後バンクから殆ど一直線に並びますので、最高にカッコイイんですよね~
スクリーミンイーグルⅡの時もそれをイメージして取り付けましたが、上下の段差が大きくより腰高感が強調されてしまいガックリとしました。
それに、今のスタイルもフルメッキで統一している訳でもなく、黒を取り入れることを嫌っている訳でもありません。
ボマーの場合、エキパイの太さがより強調されますので、黒の方がより大迫力にアピールしてくれること間違いありません。
長々となりましたが、それだけマフラーに関してはここ10年悩み続けて来ました。
実はハレ友が装着したKERKER MIKUNIも後ろから聞いていて、これは最高と思い購入し装着してみたものの、思ったほど快音ではなかったということもありました。
スクリーミンイーグルⅡはエンジンスタートで思わずニンマリしましたし、スロットル開けた途端によだれが出そうになりましたが、見た目が。。。
という悲しい出会いもありました。
前車FLHTKでは、名前の如く周囲を壊しそうなぐらいの爆音を奏でる、クリアキンクラッシャーマフラーも装着しましたね~
そして、セカイモンを利用して個人輸入で北米マフラーを購入したり、スクリーミンイーグルのスーパートラップ 4インチ FATSHOTS スリップオンマフラーを取り付けたり。。。
で、FLHTKで行き着いたのが、KERKERのMIKUNI P.A.Tバッフルでした。
そこまで行かずともエボクラ君に数セットは投資しているんで、まさに『沼』にどっぷりなんでしょうね。
今回のボマーが自分にとって最高の音、かつルックスだったら。。。
これでやっとでマフラー沼からは脱出できるかもしれません。
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これが、左右2本出しの最後の勇姿になるでしょうか。。。
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余裕があればエキパイ毎手元に残すでしょうが、エキパイもシガーサイレンサーもヤフオク!に出品するでしょうね。
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24日金曜日は生憎の雨模様でしたので、車庫のシャッターを閉め、エクス君を河原に、そして空いたカーポートにカブ太を移動してから時間が許す限り取り付け準備作業をしました。
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画像はもうシガーサイレンサーと左右2本出しエキパイを外した状態です。
そう、もう後戻りできませんよ~
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さてと時計は17時過ぎ。。。
できる作業は限られて来ました。
まずは古いガスケットは取り除きます。
まだ新しいんですが、再利用はしません。
前のマフラー挿し込み部の形が残っていますので、ガスケットの意味をなさなくなりますんで。。。
ピックツールがあればお茶の子さいさいですよ~
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洗油に灯油を使いたかったのですが、ボトルに残っていなかったので、ガソリンを使ってマフラー全体とステーの油汚れを取り除き綺麗にしました。
ガソリンを使う場合は揮発性や可燃性が想像よりも高いので、火気厳禁はもちろん、万が一を考慮し、私は屋内で作業せず屋外で作業します。
双方共ベットリとした油汚れが取れるだけでも大分見栄えは良くなります。
さ~てあとは取り付けだけですね~明日できるかな~
楽しみは取って置いて、本日分はここまでとしておきます(笑)
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