リバースチャイムの取付け
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
30分以内 |
1
先日、パーツレビューで紹介しました、ボイスアラームことリバースチャイムの取付けが完了しました。
結論から言うと、非常に良いです!
コスパ的に言えばブザーが一番なのですが、ブザーだけだと、ブーの連続音やホロホロ音なので、流石に調子悪いのと、音量が決まっているので、自由度が低いというデメリットもあります。
でもこのブツは、音量調節可能で(最大にすると騒音レベルまで音量上がります。)好みの音を流せるというのが素晴らしいです。
しかも1,600円程度と、文句のつけどころがありません。
2
早速、マニュアルに従い設定していきます。
私はリバース音用として1回路しか使わないので、この接続でOkです。
マニュアルにも、「電源オンで音を出したいなら、グランドと1番線(黄色)をショートしろ。」と書いてあります。
3
2〜4回路は使いませんし、1回路の黄色線とグランドの黒色線は隣り合っているので、後々のトラブル防止のため電源線以外、全部抜きます。
4
電源線だけになりました。
グランド(0番)と1番線はハンダにて基盤裏でショートさせています。
結局、後の写真に載せていますが、ここから電源線が出ると、ボリューム調整とUSB端子の邪魔になるので反対側から電線を出す様にしました。
5
電源線の位置、変更前です。シンプルな構成になりました。
マイナスをボディアースに、プラスをリバース線に接続すれば音が出る設定になっています。
6
そうそう、1つ忘れていました。
リバースチャイムをPCとUSB接続すると4MBのUSBメモリーと認識されます。
肝心な音ですね。これはなんでもOkです128Kbpsのmp3であれば大丈夫
写真のフォルダーには”beautiful music”と言うファイルが入っていますが、拡張子を表示させていないだけでこれが、リバース音のmp3ファイルです。
私は大好きなウルトラマンレオのカラータイマー音にしようと思っていましたが、さすがに緊迫感ありすぎなので、シンプルに鐘の音にしました。
また、この音が1秒なんですけど、ループ再生させるとキンコン、キンコンと再生される筈がキンコン、、、キンコンと微妙に間が空いてしまうんですね。
これを解消すべく、音楽編集ソフトであるサウンドエンジンというソフトを使って、空白部分の0.2秒をカットして0.8秒の音源に変えて、無事完成です。
そして、PC画面にある1111の数字ですが、これが動作定義ファイルとなります。
これの設定は、、、、
デスクトップ画面→右クリック→新規作成→メモ帳(ノートパッド)→4桁の数字打ち込み→適当な名前を付けて保存→本体へアップロード とこれだけです。
4桁の数字は左から1、2、3、4回路の動作定義を指しており、どのように再生するかの数字を入力したものです。
詳しくは英文マニュアルを確認ですが、私は1回路目をリバースチャイムで使うので、「ループ再生させる」コマンドが1なので1を入力、2から4回路は使わないので、適当に1を3つ入れただけとなっています。
例えば0や2を1番目に入力すると「キンコン」の1回で終わってしまいます。
リバースで使う場合は必ず1番目には1を入力しましょう。
写真のように、本体にmp3音源と定義ファイルが入った、この状態でリバースチャイムとして動作するようになります。
7
電源コードを後ろに移動させています。
後ろに穴を開けたら、ケースがすぐに開く様になってしまったので余っていたカッティングシートで蓋を止めています。
変なブロックみたいな物は、設置場所に合わせて2cmほど上底するために木片を貼り付けています。
見えないところなのでかなり大雑把な仕事してます。お恥ずかしいですね。
8
最終的な設置場所です。フットレスト上にちょうどいい空きスペースがあったので、ここに貼り付けました。
運転席からも見えず、いい場所だと思います。
この位置だと、ボリューム調整もできますし、ノートPCでUSBに接続する事もできます。
リバース線の電源は以前バックカメラを設置した際の途中から分岐し、アースは本体横の金属部分から取っています。
ただ、今までリバースで音が無かったので、未だ違和感がありますが(笑)ヒューマンエラーの要因が1つ減った事は良かったです!
最後までお読み頂きありがとうございました。
9
追記します。
このブツは4つの音を4つそれぞれのスイッチで出力する事ができます。
黄昏流星群1さんのアイディアにもあった通り
車に乗り込む→キーオンで「ウェルカムフォルクスワーゲン」みたいなメッセージを1度だけ鳴らす。→バック時、リバースチャイムを鳴らす。
これは2回路使うので、2台用意しなくても、1台で賄う事が可能です。
私もリレーで試験をしてみましたが、ただリレーを2個追加しただけではダメでした。
と言いますのも、動作上はACCオンで動作定義2の1回再生でメッセージは確かに流れます。
流れるのですが、スイッチが押されたまま(リレーがつながったまま)の状態となっており、その状態からリバースオンにしても、音が出ませんでした。
※この写真をの配線図を見る限り、同時2音出せそうな雰囲気なのですが、私の実験した結果、音は出ませんでした。
音を鳴らすためには、それぞれ単独で鳴らさないといけない。音の上乗せはできない仕様ではないかと思います。(未確認)
これを回避するにはACCオンのラインにタイマーリレーもしくはタイマーICを使ったワンショット回路を入れる(要は一瞬でもスイッチがオンになり、後にオフとなる事が必要)等の工夫をしないとダメですね。
動作定義2番は一瞬でも電源が入れば、音を全部再生するモードです。
あ、ふと思ったのですが、イグニッション線からとればいいのかな?それならスターター回してる時だけ、12Vが出力されるので良いかもしれませんね。
これが使えるなら、リレー2個でやれるかもしれません。
ちなみに今の様に2回路使う場合はメッセージ音をファイルネーム01として1回路目をACCに、バック音をファイルネーム02としてバック線に接続すれば大丈夫です。
ただ2回路以上を使う場合は今回の1回路と異なり、電源は常時電源等に接続し、スイッチの代わりにリレー等を使わないといけません。その場合、ACCやバック線をスイッチ部分に直結しても、当然電源オンとはならないので、注意が必要です。
1番簡単なのは2個使う事でしょうか。
この製品は安価で音も良いので、工夫次第では色々な物に応用できそうです。
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