ちゃんとフロントキャンバー調整

ドアミラーの格納復帰不良でSWKさんにお邪魔したとき購入したキャンバーボルトで、フロントキャンバーを再調整するよ。

そもそも調整できないストラットなんで、現状ナックルボルトと取付け穴のガタの範囲で押し込んだだけで、位置決めも何もあったもんじゃなかったのをちゃんとするだけですな。

実習時間に空いた生徒たちがテンション低めで作業してくれました。

アナログなキャンバー・キャスター・キングピンゲージで左側をネガ 1度75分（気泡中央）に。

左右とも調整前はネガ約45分で、前回調整時から1度くらいポジってました。

ズレるもんですな。

右側もネガ 1度75分に。

キャンバーボルトは大タブの対面ナックル取付け穴側に小タブがあって、ボルト頭の三角マーク頂点にボルトカム頂部がくる構造なんで、画像のように大リブと三角マークを合わせ車体側に向けて取付けると、ナックルが下側ボルトを支点に車体側に最大傾く、つまりネガ側マックスになります。

ただし、アナログゲージはハブに直接取付け、リフトアップした（サスペンションが伸びきった）状態の数値だから、

タイヤつけて接地させると実際のキャンバー具合はこんな感じ。

見た目 5度くらいはありそう。

ホイールがはみ出てるように見えるけど気のせいです（キッパリ）

実習時間の関係上本日の四輪アライメントの確認はムリなんで、いつものようにサイドスリップだけ（キャンバー調整前 の測定値 0mm、キャンバー調整後は in 10mm以上にズレ→ 0mm に）調整して終了。

キャンバー角を変えるとトーも変化、結果サイドスリップはもちろんアライメントに大きく影響することを生徒たちも実感できたはず。

18663km。

前回アライメント測定から約 6000km。

ハンドルセンターやドライバビリティも問題ないんで、しばらく走ってアライメント確認ですな。