濃厚！埼玉の名湯、【湯郷　白寿の湯】＋冬の温泉の入り方

埼玉の温泉ランキングで上位に入っているのはどうしてだろう？といつも気にかけているところは沢山あるのですが、ここの場合はすぐにわかりました。


答えは簡単。　　　　　　濃厚！

成分量が31.05g/kg　あります。
これは、ベスト１０に入るかは微妙…ですが、これはイイ！

前出の玉川温泉が0.172g/kgですから、単純に考えても約300倍ということになります。

入った瞬間に、全身に湯の成分が
ｷﾀ━━━━━━(ﾟ∀ﾟ)━━━━━━!!!!

千葉にお住まいの方でしたら、白子温泉に入ったのと同じ感覚と思っていただければわかりやすいでしょう。

泉質はナトリウム-塩化物強塩泉。
成分量が多いこともあり、なめるとしょっぱいです。
まるで、加温した海水にでも浸かっているような感覚ですね。
底が見えない位に濃い赤褐色の湯は、温泉好きな者を入湯前からワクワクさせる効果があります。

露天風呂の岩を画像でご覧下さい。あまりの成分の濃さで赤褐色に変色してしまっていますよね。
手すりの部分も、錆びて朽ちているところがあるくらいです。


では、なぜ、ここを選んだのか？
答えは簡単。２つの理由からです。

・冬の湯巡りの順番
・泉質

この２つです。
決して埼玉の温泉ランキングの上位にあるから選んだのではありません。


まず１つめの、冬の湯巡りの順番です。

今回の取材では、最初に弱アルカリ性の玉川温泉に入湯し、次にこちらに参りました。
アルカリ性単純泉→ナトリウム-塩化物強塩泉という順番です。

以前にもお話しましたが、この順番は、
人間で言えばシャンプー→リンス、
クルマで言えば、シャンプー→コーティング　です。

お肌を最初にツルツルにしておき、次に塩のコーティングをします。
そう、温泉の効果を長持ちさせるためです。


次に、２つめの泉質です。
前述しましたように、こちらはナトリウム-塩化物強塩泉です。
この泉質が、保温効果がすごく高いことは、既にご承知かと思います。

そう、もうおわかりですよね。
美人肌に変えて、コーティングで長持ち。かつ、湯冷めしにくいようにしたのです。


もちろん、色々な湯巡りの仕方、入り方を皆さん、それぞれお持ちでしょう。
実は、こんな入り方もありますよ～♪って感じてもらえればと思います。


訪問日：2014/12/10


彩の国の名湯　白寿の湯
〒367-0301
埼玉県児玉郡神川町渡瀬337-1
TEL：0274-52-3771

営業時間
10：00～23：00 （最終入館22：30）

料金　　　　　　　　　大人　　　　　　　小学生　　　　　　未就学児
昼(10:00-21:00)　　750円/800円　　400円/400円　　 200円/200円
夜(21:00-22:30)　　420円/420円　　200円/200円　　 200円/200円

向かって左が平日料金です。
３歳未満は無料。

定休日：なし（ただし、メンテナンスのため、不定休あり）