温泉ｿﾑﾘｴ☆まっつんのブログ一覧

祖母（母方）　令和5年8月17日　老衰により死去。享年101歳

数年前から実家の近くの特養で過ごしていましたが、ちょうど２週間前から飲食で酷く誤嚥するようになりました。
この時点で既に飲食量と体重がかなり減少しており、更に誤嚥での体力消耗も著しかったことから、特養医判断で飲食中止指示がかかり、その１週間後にゆっくりと空に旅立ちました。

その1か月前と２週間前に２回、面会が特別に許され、埼玉まで帰省しました。
が、1回目の面会ではコロナ禍で3年間面会不可だったこと、特養に入る前の当時、既に実家を出てしばらく経っていたのが自分だけだったことが重なり、祖母からの反応は唯一の「あなたは誰ですか？」状態。
これが、突き付けられた現実でした。

2回目の時は写真を持って行って、かろうじて少し思い出してくれたようでした。
既に弱ってきていましたが、ゆっくりと手を握り返してくれたあの感触は今でも忘れません。

10年前までは降圧剤のみ服用していました。
降圧し過ぎで中止してからは、旅立つその日まで一切服薬なしでした。不謹慎かもしれませんが、一番良い旅立ちの仕方ですね。

旅立ちの瞬間には残念ながら間に合わなかったので、代わりに今日しっかりと送り出してきました。
かなり前に旅立っている祖父と、今頃久し振りに再会していることでしょう。

診断名は「緑内障」
詳しく言うと、「正常眼圧開放性隅角緑内障」です。

右目に若干の視野希薄が見られるとのことで、腹を決めて治療開始となりました。
１日１回、寝る前だけ点眼するタイプですね。

いやーまさか薬を出す方から、出される方になってしまうとは。


仕事中にどうも右目で細かいのが見えにくいな…とここ最近感じてはいました。
定期受診していた眼科医にそれを話したところ、視野検査を勧められました。
そして、今日それを受けに行ってきたというわけです。

ただ、検査には誤差があります。
3ヶ月後の再検査で視野希薄が見られなければ、目薬は中止予定です。
→定期受診は変わらず必要であるのは変わりませんけどね。

右目の視神経に細い部分が数カ所あるのは以前から指摘されていましたが、いざ診断を受けてしまうと、医療従事者である自分でもショックですね…。

しかも、目だし。


まだ40代半ば足らずで緑内障と言われるとは思ってもみませんでした。


じゃあ運転免許はどうなるの？って話ですが、

まず視力は裸眼で右1.2、左1.5でOK。
眼圧は両眼共に10と逆に低め。
視野欠損はありませんでした。少しだけ右目の下辺り？に見えにくい範囲（視野希薄）があるだけです。
→でも、結局は左目や脳が補正を自動でしてしまうので、実際の視界は全く何の違和感もないです。

このことから、免許更新も、これからの目標である上級運転免許（まだ立ち直ることができていないので、挑戦するかは未定）でも全然問題ないとお墨付きをいただきました。

眼科にはこれからも通うことになりますが、それは視力、視野を今のまま維持していくためです。（一度傷付いた神経は元には戻りませんので）
つまり、眼科医と緑内障とのうまい付き合い方を見つけていくということです。

悲しい結果報告とはなりましたが、自分は今日の眼科医にとても感謝しています。

なぜなら



目の病気を早期に見つけてくれたから。