DIESELGEEK Super Pin for MK7 Golf, Golf R and GTI  

公式サイトを参照すれば分かりますが、シフトレバーを左右に動かすときの軸になるピンが2つあります。そのうちの支点になる方を樹脂製からアルミ製に交換し、左右の動きの剛性とシフトフィールを高める目的のパーツです。
純正は少し取り付けにゆとりがあり左右にシフトを動かすと樹脂製であることもあってしなります。これを除くことによって、かっちりしたフィールを得ることができるというものです。
確かに、その効果は感じられます。1速に入れるとき、1↔2、2↔3、4↔5、5↔6、リバースなど違いを感じます。
が、費用対効果というより工数対効果で考えると微妙なレベルの向上です。難易度高く、工数もかかります。人の車に取り付けてって言われたら2万円で保証なしならやるかなってぐらい。ショップに頼んだら3万は持ってかれるんじゃないかなぁ。
結局私の車につけている、同社のショートシフトSigma6が優秀すぎるんです。大概のシフトフィールの不満はこれで解決されちゃいますので。それをつけた後の、他のパーツによるシフトフィール向上はマニアックなレベルで、ここにこだわると変態と呼ばれてもしょうがないです。
とはいえ冬休みの宿題としては歯ごたえのある、いい宿題でした。
※パーキングブレーキのコネクタの脱着を行う必要があるためか、取り付け後パーキングブレーキのエラーが2～3日出ます(動作は正常)。念の為、ディーラー等でフォルトチェックしたほうがいいかもしれません。

なお、公式サイトにはSuper pinのインストールの他に2つの動画がありますが、2つ目までは実施しました。ただ、使用したタイラップ(強度を増すために2本掛け)の強度が周りのパーツより強くないと結局伸びて元に戻る気もします。針金で巻き直そうかな。

3つ目の動画はシフトシャフトのボールが摩耗して緩んだときに周りのキャッチャーの周囲に詰め物をしてガタを無くすというものですね。今は大きくガタついているわけではないので、必要ないと判断しました。むしろボールやキャッチャーの摩耗を早める可能性がありそうです。10年目ぐらい(維持できてたら)にやってみようかな。